- KADOKAWA (2016年11月1日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 (258ページ) / ISBN・EAN: 9784041048559
作品紹介・あらすじ
亡き姉の一人息子・一翔と暮らす優の元にある日、夜の雰囲気を持つ極道・鷺谷が現れ、一翔が実は鷺谷の属する組の組長の隠し子だと告げてきた。知らぬ間に一翔に高級品を買い与え懐柔しようとする鷺谷に優は反発するが、ならば一翔に既に使った金の返済を「躰で払え」と非情に迫られてしまう。無理矢理自分を抱く鷺谷に必死で抗う優。けれど、自分にピアノを与え、諦めたはずのピアノへの情熱を掻き立てる鷺谷のふと見せる優しさに、鷺谷に惹かれるのを抑えられなくて――。
感想・レビュー・書評
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★3.4
お互い、何にどこに惹かれたのかよくわからなかった。あんなひどいことされて、してたくせに恋愛に発展したのが解せない。隠し子騒動も結局解決しなかったし、なんかモヤモヤが残った。ヤクザと一般庶民の2人に明るい未来想像できないなー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
甥の一翔を必死に守ろうとする優。お金やピアノで誘惑されても、酷い扱いをされても、一翔を手放そうとしない優を応援したくなる。誰か助けてあげて。とも思うけれど。「酷いこと」をしている鷺谷も、優のことが気に入ってるのでは?と感じるような言動があって、優が一翔のことを手放したら、ガッカリするのでは。と感じた。タイプは違うけれど、不器用な2人。これからもぶつかることはありそうだけど、幸せになって欲しい。
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良いエロス、さすが中原一也先生。
極道×苦労性の会社員
中原先生の書かれる極道はなんでこんなに色っぽいかなぁ〜桜城やや先生のイラストももちろんだけど、文字の力がそれを超えて男前感が出てる気がする。受けの優とともにメロメロになりました。
しかし、極道のエゲツなさもちゃんと書いてあってちょっと心痛くなったよ。
最後はハッピーエンドなので、ご安心を。
でも、ちゃんと終わってない気がする。一翔もなんかなりそうだし、津村さんや喜一くんもなにかなりそうだし、シリーズ化だな!シリーズ化だよな!そうなったら嬉しいなぁ〜
早く鷺谷さんのもとに優が嫁ぐといいな(*'▽'*)
著者プロフィール
中原一也の作品
