僕だけがいない街 9 (角川コミックス・エース)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 602
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041048795

作品紹介・あらすじ

ケンヤ、アイリ、佐知子、そして雛月…悟が“時“を賭けて奔走していたその裏で、悟の周りにいた彼・彼女らは何を考え、何を思っていたのか?本編に描き切れなかった悟と仲間の“絆”を描く著者渾身の『僕街』外伝!

感想・レビュー・書評

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  • 不思議なタイトルだと思いながらこの9巻まで通読してようやくわかった。無意識に時間を遡る主人公の青年が、母の事件をきっかけに子供の頃の連続少女殺害事件を意識し、犯人を追いかけて小学生時代に3度さかのぼり事件を未然に防ごうとする、そんな物語。でもタイトルと合わない。なぜ自分だけがいないのか。その答えがこの最後の巻にある。まさに自分だけがいない物語なのだ。読み取れるのは、自分以外の人の物語が無数にあり、誰にとっても大事な物語であるということ。逆説的に、自分の欲望で行動している犯人の邪悪さ、他人の痛みを感じないことの犯罪的とも言える非人間性に気づかせてくれる。犯人とは、もしかすると読者自身が隠したいわがままで邪悪な自分の心の象徴かもしれない。自分が主人公でなくとも自分の周りの人たちにはそれぞれが主人公の大切な物語あり、自分もそこで生かされている、そんなことを教えてくれる。

  • こんな、後味最高なものまで残してくれるなんて。ありがとうございます、としか言いようがありません。

  • 外伝

  • 面白かった

  • メインのストーリーとちょっと外れるんだけど、サブキャラクターを深掘りしていたんだなぁ。
    どれだけ作者の方がこの作品に想い入れがあったのかよく分かる一冊でした。

  • アニメが好きだった。
    コミックとラストが違うと聞いていた。

    コミック最終巻を手にする機会があった。
    アニメのラストの方が好きです。

  • ケンヤ、アイリ、佐知子、そして雛月…悟が“時“を賭けて奔走していたその裏で、悟の周りにいた彼・彼女らは何を考え、何を思っていたのか?本編に描き切れなかった悟と仲間の“絆”を描く著者渾身の『僕街』外伝!

    番外編のまとめ。主に主観であった悟が眠ってしまった間の話が多い印象。加代ちゃんがしばらくは悟にべったりだった話とか、実はかなり悟に依存していたケンヤの話とか、番外編とはいえ興味深い物が多かった。
    加代ちゃんはあのままだあとちょっと危なかったし、ちゃんと本人も理解していたしでしょうがない感じ。ケンヤは何だかんだ本当に周囲に恵まれていたと思う。冷めている様でいてすごく家族に大切に思われているのがとてもぐっときた。
    あとお母さんの視点も面白い。日記の書き方が何か好きだった。

  • 泣けた。悟が眠っていた間に同級生は子供から大人へ。その間も見つかるものも見つからず、ただ時間だけが過ぎていく。そんな中でときおり光が差す。あとはそれをどう確証するか。大人だからできること。悟が眠っていた15年という月日は長いようで、実は必要な年数だったのかもしれない。

  • 完結

  • 一巻だけを読んで、先の展開がとても気になりながらも、しばらく読めずにいた本作。やっと読破しました。やっぱり面白くて読み始めると止められなくて、一気に読了。自分が読んだだけでもそれなりに思い浮かぶくらい、リピートものってありふれた設定だけど、本作ではそれはオマケみたいなもの。ミステリならではの緊張感を終始維持しつつ、仲間との絆を上手く絡ませながら、あざとくない絶妙なエンディングに向けて、どんどん盛り上がっていく展開が素敵。8巻でいったん終幕を迎えた後、アナザーストーリーとしての9巻も良く機能していて、そこまで含めて存分に楽しませてもらいました。良かったです。

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著者プロフィール

北海道出身、千葉県在住。第40回「手塚賞」佳作。第41回「手塚賞」準入選。1995年「アフタヌーン四季賞 春のコンテスト」準入選。『僕だけがいない街』がベストセラーとなり、TVアニメ化、実写映画化。現在、『夢で見たあの子のために』を連載中。ほかの著書に『カミヤドリ』、『鬼燈の島』、『魍魎のゆりかご』など。

「2018年 『僕だけがいない街 Another Record』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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