ブリジット・ジョーンズの日記 恋に仕事にSNSにてんやわんやの12か月 上 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041048962

作品紹介・あらすじ

幼なじみのマークと結ばれ、二人の子供に恵まれたブリジット・ジョーンズ。ところがマークが急逝。不幸のどん底にいるブリジットはそれでも前に向かって進んでいく。そんな彼女の前に魅力的な年下男性が現れ……。

感想・レビュー・書評

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  • 『ブリジット・ジョーンズの日記』第1弾が出たのは1996年で、映画公開は2001年。
    そこから映画続編が2作出て、今回読んだのはその後のお話。

    ブリジット・ジョーンズの日記に出会った頃私はまだ10代で、少しお姉さまだけど当時からてんやわんやだったブリジットに共感し大好きな本の1つだった。そして、映画化でレネー・ゼルウィガーがほんとにブリジットのイメージぴったりで地元の友達とわいわい言いながら鑑賞した。
    そんな私の人生と同時に流れてる(と勝手に思ってる)作品の一つだ。

    なんだかんだでブリジットはモテる。その中でマーク・ダーシーといい感じになって、結婚し子供も生まれた。

    その後…完全にコメディと思ってたこの物語に悲劇が起こるのが衝撃的だった。
    マーク・ダーシーが事故に巻き込まれ、ブリジットがシングルマザーになっていた。

    それから5年後がこの小説に描かれているのだけど…
    う〜ん??50代に入ったブリジットは落ち着いてる?わけなくて、肉食系と化していた。レネーのイメージでいたからちょっとファンシーなほんわかした雰囲気と今回のブリジットは違うなと思った。
    あれ?こんなに下ネタばんばん言うタイプだったっけ?
    年を経て私のほうが変わってしまったのかも知れない。共感出来ない部分も多々あった。

    だけど、ブリジットの良さの一つは周りの友達に恵まれていること。
    励まそうと駆けつけてくれる友達がいるって財産だよね。

    母親の生きづらさ、ジレンマ、そしてまだ引きずる親との関係。
    なんだかんだでブリジットが幸せだともう一度感じられるようになり、いろいろあったけどマーク・ダーシーも天国でゆっくり休めるようになったことであろう。
    物語としては完結なんだろうなぁと思わせる感じだった。

    もう続編はないのかなぁ。
    映画も。
    レネーのブリジットまた観たいなぁ。

  • だから、なんで海外の人気シリーズは主要人物を殺すの続編を作るに当たって!
    マークがいると話が不都合なのは分かるけどさー!

    子育ての部分がめっちゃリアルでなるほどとなる。
    周りもてんやわんやしてるもんな。
    Twitterで一喜一憂してるのもリアル。
    このシリーズ、何が凄いって生々しいというか思い当たる部分が誰しもがあるってことだよ。

  • 前作から、あまり大人になりきれていないブリジット。でも、あんな楽しそうな生活ができたらなぁ。パワフルな日常。

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著者プロフィール

1958年ウェスト・ヨークシャー州生まれ。オックスフォード大学で英文学を専攻した後、BBCで番組制作に携わる。『ブリジット・ジョーンズの日記』、続編の『ブリジット・ジョーンズの日記‐‐きれそうなわたしの12か月』はともに映画化された。他の著作に『セレブリティを追っかけろ!』『オリヴィア・ジュールズの華麗なる冒険』など。

「2016年 『ブリジット・ジョーンズの日記 恋に仕事にSNSにてんやわんやの12か月 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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