ビブリア古書堂セレクトブック ブラック・ジャック編 (角川文庫)

著者 :
制作 : 三上 延 
  • KADOKAWA
4.25
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本棚登録 : 120
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041049006

作品紹介・あらすじ

三上延の熱い解説付きの「ブラック・ジャック」厳選集。まさに、「ブラック・ジャック」のビブリオがここに誕生した。

感想・レビュー・書評

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  • 手塚治虫・三上延=編『ビブリア古書堂セレクトブック ブラック・ジャック編』角川文庫。

    『ビブリア古書堂の事件手帖』の最終巻を読む前に…

    手塚治虫の『ブラック・ジャック』は全話リアルタイムで連載作を読んでおり、揚げ句に単行本も全て持っているのだが、久し振りに読んでも面白い。間違いないというか、文句の付けようのない作品なのだ。

    それにしても、見事なセレクトである。一つ一つの作品を何故セレクトしたのかが、丁寧に解説されており、いずれも納得出来るものだった。

    三上延の手塚治虫の『ブラック・ジャック』への思いを綴った巻頭エッセイに始まり、いずれも名作の13話を収録。

  • やはり手塚治虫は偉大、というのを再確認させてくれる。
    再確認をそっと手伝う三上さんの解説も本編を邪魔せず良い。

  • ビブリア古書堂シリーズ 本編は終わってしまったのですが
    番外編が出たので読んでみました。
    今回は丸々『ブラックジャック』!

    『ブラックジャック』は妹が20年位前(?)に出版されなおされたもの(?)を買ってたので、所々読んだ程度でした。

    セレクトされたものと、三上氏の解説と相まって、とてもよかったです。
    そして、妹の『ブラックジャック』を借りてみよう。


    また、ブクログで自分の本棚を検索して『栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック』の
    自分の感想で『フローテ公園の殺人』の続きが気になるけど
    地域の図書館にはないし、アマゾンでみるとマーケットプレイスの高額のしかないし。
    と書いていたのですが
    今、図書館のOPACで検索したらヒットしたので、予約入れました。
    自分の感想も年月経つと忘れているので、こういうときもブクログが役立ってますね。

  • 入院中病院の売店に並んでいて欲しくなり買ってしまった一冊。実家にはコミックス全巻あるけど手元に置いておきたかった。所収されたどの物語も覚えていて懐かしい。けど時代の変化で表現が変えられていることを知ってちょっと愕然。それでは手塚先生の真意が伝わらないんじゃないか。三上さんが解説で埋めてくれているけど。

  • 今の漫画と違い、時代背景というか、思想というかを取り込んだストーリー構成は、初めて刊行されてから時間が経った今だからこそ、逆に考えさせられるものがある。

    ブラック・ジャックの漫画を読むのはこれが初めてなのだが、随分とグロテスクなものを実にリアルに描写しており、当時「ホラー」というジャンルに区分されたのも頷ける。
    それに加え、人間の汚い部分(社会的地位云々の話とか、お金云々の話とか)を混ぜ込むことで、実に人間味溢れた漫画となっていて、到底子供向けの漫画ではないような気がする。

    しかし、一話読み終わった後味は決して悪くないのは、物語の最後でちょっと和やかになったり、考えされられる場面で終了したりと、シリアスな展開から巧妙な手口でもって気を逸らす、手塚治虫の手腕によるものであろうことは言うまでもない。

    と、ここまで完全にブラックジャックの感想としてしまったが、著者である三上延先生も、これを機に手塚ファンになることを推奨しているようだし、一冊読み終えた後この文章を書いている今、別の話が気になって仕方ない。

    ブラックジャック数話に触れただけで言うのはあまりにも説得力に乏しいかもしれないが、ブラックジャックの世界、しいては手塚治虫の世界を知る”入門書”として、いいのではないかと思う。

  • ②以前、文庫で揃えていたブラック・ジャックですが、初めて読むものもいくつかありました。やはり面白い。三上さんの解説も良い。

  • ブラックジャックがメインだったのね。

  • 知っている話も多かったですが、未読の話が読めてよかったです。

  • ビブリア古書堂がセレクトする書籍、
    どんな本が紹介されているのかとわくわくどきどき。
    でもこの本ではサブタイトルにちゃんと載っていました。
    「ブラック・ジャック編」と…。

    この本では
    ビブリア古書堂シリーズの作者三上延さんがセレクトした
    手塚治虫のブラックジャックの話が紹介されています。
    ブラック・ジャックも話が多いのですが、
    その中から三上さんがこれは外せないと、
    選りすぐった話ばかりでした。

    ブラックジャックは私も全部読んでいるわけではありませんが、
    それでもやはりいいなあと感動した話がいくつかあります。
    ブラック・ジャックの相棒(?)ピノコの誕生や
    ブラックジャックの生い立ちなど
    特に興味深いものでした。
    もちろん、この本でも取り上げられていました。
    懐かしい思いで、
    シリーズを最初から読み直した気分になりました。

    今でこそ使われない障害者を差別するような用語も
    作品の中では使われていたままで編集され、
    だからこそ、より一層の悲壮感、リアル感が感じられます。
    やっぱり、手塚治虫さん、偉大でした。
    満足のいくセレクト、でした。(拍手)

  • 手塚治虫のブラックジャックからの逸品が収められている。久しぶりにブラックジャック読んだけど、知らないものばかりだった。う~~んなかなかですな。ピノコの出自を初めて知った。

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著者プロフィール

手塚治虫(てづか おさむ)
1928年11月3日 - 1989年2月9日
大阪府生まれ、兵庫県宝塚市出身の漫画家、アニメーター、アニメーション監督。その功績から、「漫画の神様」とも評された。1946年デビュー以後、漫画を表現とストーリーでもって魅力的な媒体に仕立てる。『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『どろろ』『ブラック・ジャック』『アドルフに告ぐ』など、世に知られる多くの代表作があり、アニメ化・実写化された作品も数知れない。

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