暗殺競売 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 35
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041049013

作品紹介・あらすじ

――殺りたい仕事がきっと見つかる。殺し屋.comへようこそ――

暗殺仕事専門のオークションサイト「殺し屋.com」。
誰でも匿名で殺人を依頼(出品)することができ、誰でも落札したら暗殺仕事でお金を稼ぐことができる。
ただし、仕事の失敗は、いかなる理由があっても許されない――。


刑事でありながら副業で悪党を狙った暗殺を請け負う佐分利吾郎。
認知症の老人に成りすまして「殺し屋.com」のアカウントを乗っ取り、殺し屋となったホームヘルパーの女。
暗殺成功率100%で伝説と化した凄腕の殺し屋ジャッカル。
そして、ある少女の依頼をきっかけに、暗殺を斡旋する<組織>へと肉迫する探偵。
金を稼ぐために暗殺仕事に手を染めた「殺し屋」たちは、転がるように窮地に追い込まれてゆく。
そして迎える、衝撃の結末とは。

日本ホラー小説大賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、史上初の3冠を達成した異才が放つ、
一気読み&二度読みたくなること間違いなしの、殺し屋エンタテインメント!

「ぞっとするような生々しい暗黒世界へと読者を誘う快作だ」 ――書評家 大森望氏

*本書は『殺し屋.com』を改題の上、文庫化したものです

感想・レビュー・書評

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  • 曽根圭介『暗殺競売』角川文庫。

    四話から成るブラックな連作短編集…

    かと思っていたら、最後の最後に予想を覆す、大仕掛けが待っていた。なかなか面白い作品。

    副業で殺しを請け負う刑事の佐分利吾郎、認知症の殺し屋に成り代わり、殺しを請け負うホームヘルパーの女、伝説の殺し屋・ジャッカル、闇の組織を追う探偵の君島を主人公に四つの物語が展開していく。

    『鼻』『沈底魚』という初期の傑作の後、『本ボシ』『藁にもすがる獣たち』といった首を捻るような凡作が続いたが、久々に面白い作品だった。

  • 面白かった。ラストに向けて流石の展開。ブラックユーモアのある話を書かせたら一級品ですな。

  • この人の本は本当にどれも面白い!短編集だがラストで色々と繋がるのがまた見事。ただ、私はこの本の元本を読んだことがあったらしい……。文庫化に際し改題されたために気づかずまた買ってしまった。しかしすっかり内容を忘れていて楽しめたので良しとする。

  • 殺し屋さんたちの連作短編集。面白かった!ラストに驚き!!

  • 綺麗にまとまっていて
    驚かされるし、手軽にもさ読むには
    いい。
    海外の殺し屋モノとは
    空気感が違って新鮮

  • 暗殺専門サイトをめぐる4つの話
    1,3,4話が微妙に絡んでるんだ。
    2話は異質でいちばんブラックなラスト。
    1話の終わりは酷すぎる、って思ったら4話にも絡んでた。

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著者プロフィール

1967年、静岡県生まれ。早稲田大学商学部中退。漫画喫茶の店長などを経て執筆活動を開始。2007年「鼻」で日本ホラー小説大賞短編賞、同年『沈底魚』で江戸川乱歩賞を受賞。09年「熱帯夜」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2011年『藁にもすがる獣たち』で第2回山田風太郎賞の最終候補作となる。トリックの効いた異色の作風で注目されている。

「2017年 『暗殺競売』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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