八獄の界 死相学探偵6 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.71
  • (4)
  • (15)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 81
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041049082

作品紹介・あらすじ

黒術師を崇拝する者たちがいる。 黒い欲望を持った人々を犯罪へいざなう、恐るべき呪術の使い手・“黒術師”。黒捜課の曲矢刑事から、黒術師が崇拝者を集めたバスツアーを主催すると聞かされた俊一郎は、潜入捜査を手伝うことに。危険を承知で潜入した俊一郎だったが、バスツアーの参加者全員に、くっきりと死相が視えていて――。俊一郎たち参加者を次々と襲う、怪事件の真相は!? 「死相学探偵」シリーズ、絶体絶命の第6弾!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 死相学探偵6

    三津田さんだったら、私はやっぱり他のシリーズが好きかな・・・・設定も僕にゃんも好きなんだけど、いまいちいつも入り込めない。
    「ミスト」懐かしい。あれも途中までは楽しめたんだけどなぁ。三津田さんが「霧」の怪異使ったらもっと怖い、ゾゾゾッとする小説が書けるでしょ!読みたい、それ!

  • 黒術師崇拝者を集めた行き先不明のバスツアーに潜入する俊一郎。
    ツアー内での探偵探しが始まったり、結界に閉じ込められたり、ツアー客が1人ずつ謎の死を遂げたり…
    閉鎖された環境で得体の知れないものに追い詰められていくハラハラ感がホラー映画のようだと思ったら、作中でもホラー映画の話題がでてきた(笑)

    帰ってこれなかった四人はどうなったのか…
    そしてメタル、これまでの事務所での横柄な態度、絶対楽しんでやってたな(笑)

  • 死相学探偵シリーズ。黒術師に繋がるバスツアーに潜入した俊一郎に降りかかる、おそらくシリーズ上最大の危機。身を守るはずの結界「八獄の界」に取り込まれてしまった一行に降りかかる怪異の数々は、常識から切り離された世界でのことだけに、いったい何をどうすればいいものか。
    死相すら常識とは反する状況に、まさしく絶体絶命の危機。映画「ミスト」っぽいあの情景と怪物も恐ろしいし。一人ずつ参加者が減っていくサスペンス感もたまりません。
    この真相……うわあ、その「犯人」は想定しなかった! ああでもよく考えるとそういうことかあ。きちんと伏線はあったのですね。そして俊一郎の身近に潜んでいたスパイの正体……さらに予想外でした。驚きすぎて口あんぐり状態です(笑)。

  • 黒術師を崇拝する者を集めたバスツアーに潜入した俊一郎。参加者全員に死相が視えている。結界のなかに閉じ込められた彼らを何ものかが襲う。
    *論理で詰められる部分とホラー部分のバランスがいいと思う。

  • ホラーとミステリの見事な合体です。
    不可思議な出来事の中に推理の要素が入り、不可解な中にも論理の筋が通っている、不思議なミステリです。
    シリーズで読んでいると、楽しみも倍増です。
    黒術師の不気味な影が見え隠れしています。
    次回作以降も楽しみです。

  • うんうん、こういう世界観の方向性でいくのなら、徹底して頂いた方が嬉しいです。
    その方が、心置きなく独自の世界設定の中で、ミステリーを楽しむことができまする。
    中途半端だと、リアリズムで推理すべきなのか、ファンタジーとしてこの作品だけの世界観で推理すべきなのかが判断つかなくてさー。
    (大変オタクで上から目線でスミマセンですが)

  • やはり面が割れてない警察官の若い人にドクロのTシャツと顔面ピアスなど身に着けて潜入してもらったほうがみんなのためだったのでは…しかしそれだと全員呪術知識なくもっと早めに全滅していたのかな…かなり俊一郎責任で死んだ人多かった気がしましたがそれほど深刻に落ち込まなくて意外とメンタル強いな!と思いました 次作も楽しみ!

  • シリーズ第6巻。
    ミステリ的にもホラー的にもシリーズ中で抜きん出ている。
    どうもこのシリーズはキャラクター性を持て余しているような印象が拭えなかったのだが、本書でそのようなことはまったく無かった。三津田信三はあまりキャラクター文芸寄りでない方が良いなぁ……。

  • シリーズ第六弾。黒術師の崇拝者を集めたバスツアーで起こる連続殺人事件。結界の中に閉じ込められた9名は無事に脱出できるのか。

    お互い素性の知れない関係、行き先不明の謎のツアー、一人ずつ殺されていく状況…と『そして誰もいなくなった』風の演出で既に涎が。ホラー文庫なので、人外による襲撃をかいくぐりつつ、結界の中にはこのメンバーしかいないという状況から、誰が犯人なのか?という互いの腹の探り合いが繰り広げられるのが楽しいです。

    シリーズ前作が、ちょっと駆け足でのストーリー進行だったので物足りなかったのですが、今作はぐいぐい引き込まれてたっぷり楽しませて貰いました。
    いかんせん、黒術師の得体が知れないので、あの展開部分は今後に期待ということで……。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、映画化もされ話題を呼んだ『のぞきめ』、『禍家』『凶宅』『魔邸』からなる〈家三部作〉、『黒面の狐』『わざと忌み家を建てて棲む』『忌物堂鬼談』など多数。

「2018年 『犯罪乱歩幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

八獄の界 死相学探偵6 (角川ホラー文庫)のその他の作品

三津田信三の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
今村 昌弘
三津田 信三
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする