眠たい奴ら 新装版 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 127
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (752ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041049174

作品紹介・あらすじ

やくざと警察。組織の「出る杭」コンビ、大活躍。
政治家、観光業者、新興宗教――温泉街の利権を貪る寄生虫を見つけ出せ。圧倒的スケールの名作サスペンス!

組に莫大な借金を負わせた経済やくざの高見。
身を隠すことになった地方の温泉街・大池市で再会したのは、大阪から単独捜査に来ていた珍妙な刑事、月岡だった。
組織から嫌われた似たもの同士の二人は、さらに、同じ女に惚れてしまう。
その女を発端に、大池市の政治家、観光業者までもが関係した巨大新興宗教「大山教」の跡目争いに巻き込まれ――。
やくざと警察、はぐれ者同士が巨大新興宗教の闇に挑む、サスペンス巨編!

感想・レビュー・書評

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  • 次ぎはどうなるんだろうとどんどんページを進めてしまった。ストーリーの展開が速く何度もどんでん返しがある。高見、月岡、酒川とその道では一流の奴らが仕掛けるアクションは楽しめた。マコが殺されていたのは残念だった。高見と亜由子はこの先結ばれるのだろうか?そもそも組みへの落とし前は?気になることはいくつもある。シリーズ化は難しいな、これは。ジャンジャン。

  • やや冗長な感もあったがしっかり楽しめた。登場人物クセ者だらけ。

  • 組に莫大な借金を負わせた経済やくざの高見。身を隠すことになった地方の温泉街・大池市で再会したのは、大阪から単独捜査に来ていた刑事、月岡だった。組織から嫌われた似たもの同士の2人は、さらに、同じ女に惚れてしまう。その女を発端に、大池市の政治家、観光業者までもが関係する巨大新興宗教「大山教」の跡目争いに巻きこまれ―。やくざと警察、はぐれ者同士が巨大新興宗教の闇に挑む

  • 読み始めると止められないやつ。

    どうなるどうなるどうなるで最後まで。

    月岡さんが死なないかといなくなるたび心配でしたが、最後まで生きててホッとしました。

    高見さん月岡さんの今後が気になる。

  • 高見さん、好き。

  • 【作品紹介】
    破門寸前のヤクザと警察嫌いの刑事。奇妙なコンビが巨大宗教の闇に挑む!
    やくざと警察。組織の「出る杭」コンビ、大活躍。
    政治家、観光業者、新興宗教――温泉街の利権を貪る寄生虫を見つけ出せ。圧倒的スケールの名作サスペンス!
    組に莫大な借金を負わせた経済やくざの高見。
    身を隠すことになった地方の温泉街・大池市で再会したのは、大阪から単独捜査に来ていた珍妙な刑事、月岡だった。
    組織から嫌われた似たもの同士の二人は、さらに、同じ女に惚れてしまう。
    その女を発端に、大池市の政治家、観光業者までもが関係した巨大新興宗教「大山教」の跡目争いに巻き込まれ――。
    やくざと警察、はぐれ者同士が巨大新興宗教の闇に挑む、サスペンス巨編!

    【感想】
    約20年前の作品。
    主人公の高見が「やくざ」ではあるが、完全に正義の味方になっていて、大沢作品の主人公としては、少しばかり迫力に欠けていた気がする。

  • 最近、大沢在昌の小説が読みやすい。作風が変わったのかと思っていたが、これは古い作品の新装版。こっちの年代が作品に合って来たせいか。そんなに派手では無いが、面白くなってきた。

  • 面白い。長いけど読み切れます

  • 面白かった。殺しすぎな感もあるが、主導権がコロコロ入れ替わり、それ以外にも甘い蜜に群がる者達もこっちに付いたりあっちに付いたりと展開の速さに引き込まれた。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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