角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 別巻 よくわかる近現代史3 現代日本と世界 (3) (角川まんが学習シリーズ)

  • KADOKAWA
4.14
  • (9)
  • (8)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 161
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041049389

作品紹介・あらすじ

歴史学習の現場で年々重要度を増している近現代史に焦点を当て、
第一次世界大戦から現代までを、全3巻でじっくりしっかり描く『日本の歴史 別巻 よくわかる近現代史』、第3巻「現代日本と世界」。

第二次世界大戦後、アメリカを中心とする資本主義陣営と、ソ連を中心とする社会主義陣営に分かれて対立する“冷戦”により、世界の緊張は高まりました。
戦後の日本は、高度経済成長を経て経済大国となりましたが、1980年代に土地や株が異常な高値になるバブル景気が発生、その崩壊後は長い不況に苦しみます。
さらに世界のグローバル化が加速する中、地球温暖化や少子高齢化などの諸問題に日本は直面しています。

日本史と世界史がひとつの流れでスラスラ読める! 高校必修科目「歴史総合」の先取り・復習にも最適です!

【目次】
1章 東西冷戦と55年体制
2章 高度経済成長
3章 冷戦終結と激動する世界
4章 これからの日本、そして世界

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ○現代日本
    1962年キューバ危機
    1964年東京オリンピック
    1965年ベトナム戦争
    1973年第四次中東戦争
    1985年マルタ会談
    1991年バブル崩壊
    1991年湾岸戦争
    1991年ソ連解体
    2001年アメリカ同時多発テロ
    2008年リーマンショック
    2011年東日本大震災
    2016年熊本地震

  • 少なくとも「快作」「力作」レベル。全三巻で、第一次大戦から令和の幕開けまでを収めている。内容も、おそらく過不足はない。ここを起点として、より詳述された著作に進むのがよいと思う。監修の山本博文さんは、惜しくも亡くなられているが、たいへん良いお仕事をなさったと感じ入っている。紙の本で書い直しても良いかもしれない。

  • 自分が生まれた時代に追いつき、記憶にある話が多くてまたまた面白い。

    山田家もどんどん世代交代し、自分の命もこうして継がれてきたんだなぁ〜と感慨深い。

    ヘタな小説よりも何倍も感動しました。

  • 通史のようにわかりやすい。わたしたちの住む世界のこれまでを、しっかりと学び、後世に伝えていかなければならない。

  • やっと戦争が終わったな〜と思いました。

  • 色んな制限もあろうが、出来事を多角的に捉えようとする気概を感じた。

  • た ③20210704、②20210703、①20210419

  • 東西冷戦から平成の終わりまで。わかりやすい。

  • 小学館から、平成最終年として、「平成の30年」と題した学習漫画が発刊される記事を見つけ、他にも平成もしくは近代史をまとめたマンガがあるだろうと探してみた。

    角川は世界史と織り交ぜているとあるし、最新の#3でも第二次世界大戦の頃からの内容となるみたいなので、とりあえずは平成に焦点を当てているらしい、小学館と集英社の二冊を読ませてみようかな。

    ◆小学館版学習まんが 少年少女日本の歴史#22(平成の30年)
    ◆集英社学習まんが 日本の歴史#20(全20巻)
    ◆角川まんが学習シリーズ 日本の歴史別巻 よくわかる近現代史#1~#3

  • この本に限らず、戦後の歴史特に60年安保以降ぐらいの現代史って、事象を並べただけのような、まとまりのない感じがあります。この時代から後って、50代~60代以降の人にとってはリアルタイムにニュースなどを見聞きしていたエピソードがほとんどなので、そのせいかもしれません。

    実際私も、「ああ、あったあった、子どもの頃聞いた」「この事件のとき私は~してた」なんてことを思いながら読みました。チェルノブイリの事故の時は当時中学生で、ちょっとした雨にかかるのをものすごく気にして下校していたことを思い出しました。ルーマニアのチャウシェスク夫妻が処刑されたニュースは、遺体の写真をみてかなりショックを受けたことを覚えています。

    当時見聞きしたニュースを歴史の節目であるととらえたとしても、それがマクロ的な視点での流れとして受け止めきれない自分がいます。渦中にいると本質が見えないというのはこういうことか。

    ただその中でも、湾岸戦争やイラク戦争を第一次・第二次世界大戦の大きな戦争の歴史の一環としてとらえた、とても重いセリフがありましたので記録します。

    「本当に『国のことを考える』ということは『自分の国のことだけ考えちゃいかん』ということなんじゃ。

    第一次世界大戦、第二次世界大戦と、おごった列強は弱い国を下に見てあらゆるものをむさぼりとった。いや・・・列強だけじゃない、日本も同じことをした。

    むさぼった国は一時は豊かになる。だが、むさぼられた国は無残に荒れ果ててーーそして後のち、むさぼった国も必ずツケを支払うことになるんじゃ。

    しかもそのツケを払うのは一体誰だと思う?いつだって弱い者や若い者じゃよ」

    「わしらは『国』を信じていた。いつの間にやらおごってしまった『国』に気づかず信じて戦っていたバカじゃったよ」

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授などを勤めた。1992年『江戸お留守居役の日記』で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書は『寛永時代』(吉川弘文館)、『日本史の一級史料』(光文社新書)、『歴史をつかむ技法』(新潮新書)、『流れをつかむ日本の歴史』『武士の人事』(角川新書)など多数。NHK Eテレ「知恵泉」を始め、テレビやラジオにも数多く出演した。2020年逝去。

「2022年 『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全16巻+別巻4冊定番セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本博文の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×