ダークタワー I ガンスリンガー (角川文庫)

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041049624

作品紹介・あらすじ

時間も空間も変転する異界の地〈中間世界【ミツド・ワールド】〉。最後の拳銃使い【ガンスリンガー】ローランドは、宿敵である〈黒衣の男〉を追いつづけていた。
タルの町で〈黒衣の男〉の魔術によって死から甦った男や、妖艶な女説教師らから情報を聞き出し、孤独な旅は続く。
やがて、別の世界からやってきた少年ジェイクと出会ったローランドは、少しずつ心を通わせてゆく。だがその矢先、思いがけない事態が2人を襲った。

感想・レビュー・書評

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  • 私には難しい文章で、なかなか感情移入できずにずっと読んでいました(笑)。

  • スティーブン・キングが32年の歳月を費やした「ダークタワー」シリーズの1巻目。
    この物語は、トールキンの『指輪物語』の探索と魔法を語りつつも、レオーネ監督の映画「夕陽のガンマン」のあほらしい壮大な西部劇の背景を有しているーとキング自身が巻頭で語っている。また、同じところで執拗なほどに19歳についても語っている。

    主人公ガスリンガー(拳銃使い)のローランドが、変転した世界で黒衣の男を追跡するダークファンタジー。途中からナゾの美少年が同行します。
    ローランドの少年時代が挟んで語られたり、黒衣の男を追っている理由が分からなかったり、全体像がはっきりしない。壮大な物語のプルローグなので、仕方ないと思いつつも読後は消化不良を起こしました。それでも、魅力的で次読みたい!となります。
    エロもグロもあるので、司書さんによっては中学校図書館アウトかもしれませんが、私は中学生が読んでも大丈夫だと思います。ライトノベル好きの男子などにオススメかと。

  • 新潮文庫版で読み終えて以来、実に10年ぶりに暗黒の塔への旅を再開しました。

    あらゆる次元世界の中心に位置し、それらを繋ぎ止める役割を果たしている暗黒の塔(ダークタワー)。邪悪なる存在によって、その塔が倒されることを防ぎ、塔を守るために「最後の拳銃遣い〈ガンスリンガー〉」であるローランドは、謎の〈黒衣の男〉を追いつつ、塔への旅路に着いています。

    アーサー王伝説+指輪物語+西部劇+SFというジャンルミックスな、キングのライフワークの開幕編です。

  • スティーブンキングのライフワークと言われたダークタワーシリーズ第1巻。現実世界とは別のダークタワーの世界で最後のガンスリンガー、ローランドが少年ジェイクとともに放浪の旅を続ける。魔法や魔物が飛び交う世界。なぜダークタワーを目指すのか。この話のゴールは何なのか。何もわからず話はズンズン進む。この先、面白くなるのか?すらわからず不安のまま読了。たぶんこの先は読まないだろう

  • 長いファンタジーが読みたくて読み始めてみたけど、主人公があんまし魅力的じゃないのと、思わせぶりな展開も中々進まないので、すぐに次が読みたいって感じにならなかった。

  • 初めてのスティーブン・キング。
    翻訳の特徴なのか、スティーブン・キングの文体の特徴なのか?
    とても村上春樹みたいな文章だなぁと思いながら読んでいました。

    終盤のガンスリンガーと黒衣の男のやり取りがいとおしくて、あのシーンだけで何憶点もつけたい。
    憎む男と焚き火を囲んで占いをしながら、未来の話をする。
    あんなにロマンチックなシーン、恋愛小説でもなかなか見ない。
    黒衣の男がどっちつかずな印象でとても好きでした。
    ガンスリンガーは此れからどこへ向かっていくのか?

    早く2巻読みたいな。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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