黄泉坂案内人 三条目

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 67
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041049808

作品紹介・あらすじ

この世とあの世の狭間の入日村で、迷える魂を救う仕事をしている、元タクシー運転手の速人と少女・彩葉。死者の心残りを解決していく日々だが、速人は「この世」に残してきた妻と娘のことがいつも気にかかっていた。

感想・レビュー・書評

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  • 黄泉坂に行ってしまった速人、今迄は、慣れない処に戸惑いつつ他人の魂を救って来ましたが、娘も黄泉の世界に関わってきたり、奥さんも登場したり、そろそろ自分の未練を清算する時が近付いているのでしょうか?
    あれっ?「最終話」とあるという事はこれでお終い?
    でも、そうなると震災で集まった人達が作ってしまった虚ろの街は…⁇⁇

  • 「小説屋sari-sari」連載!それって何?~広島で新型エンジン開発を手掛けた男が死んだ後、プロジェクトは破棄される。東北被災地の繁盛料理屋のお供えが消えるのは、先代が坂の下の町に開いた「網」という料理屋が繁盛しているため。命を落とした消防団員の男とその息子。妻は後輩で妻を失った男との再婚を考える。airbandbで詐欺紛いの仕事のトラブルで反グレに殺された男の夢は遊園地を造ること。幼馴染みを野球に誘った男はプロに行ったが先に死んで、誘われた方は野球を已める潮時だと考える。黄泉坂でアメリカのクラッシクカーとなった速人の娘・雪音の仲良しが死んだ。ボイラーメーカーの偽装で自殺した社員が復讐を願うが、速人の妻に窘められて已める~イマイチやなぁー

  • この世に未練のある死者のお手伝いをする。妖や魂の話や死後の世界の在り方が新鮮。一人一人の想いに泣けるところもありました。

  • 請求記号:913.6||N 73
    資料ID:W0187536

  • 今回、新キャラのくろねこさんが素敵だった。
    少女2人との関係が温かくて、切なくて。
    ハヤくんが残した家族の様子も垣間見られたし。
    彼らは、これからどうなっていくのだろう。続きが気になってたまらない。

  • 死してなお未練を抱え、黄泉の坂を上れずに坂下で迷う魂を導く仕事をしている彩葉と、速人。
    ふたりの日々の「仕事」を描いた連作短編集だ。
    さらりと読んだけれど、少し話が新しく展開している部分もあり、まだまだ続きがありそうだ。

  • この世とあの世の狭間にある入日村。
    クラシックカー・デューセンバーグとして、死者の魂を送る「黄泉坂」を行き来する元タクシー運転手の速人と、150年生きて(?)いる少女・彩葉。
    妖たちとともに、死者の未練を彼らなりに紐解いていく日々だ。
    新型エンジンを開発していた自動車メーカーの研究者、あるお客を待っていた石巻の小料理店の板前、詐欺ビジネスを行っていた若者。
    死者にはそれぞれ物語がある。
    そして、速人には妻と娘がいた。娘の雪音は、父の帰りを待っていた……。


    大切なことを話せないまま姿を消した人が、そこにいる。

    今日もまた、誰かの魂が坂の下で足を止めるだろう。
    その心残りに寄り添い、坂を上る手助けをする、速人たち「黄泉坂案内人」。

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著者プロフィール

1973年大阪府生まれ。信州大学人文学部に入学後、北京に留学、2年間を海外で過ごす。2006年『夕陽の梨─五代英雄伝』で第12回歴史群像大賞最優秀賞、同年『僕僕先生』で第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。「僕僕先生」シリーズは読者の圧倒的支持を集め、ベストセラーとなる。著書に「千里伝」シリーズ、「くるすの残光」シリーズ、「黄泉坂案内人」シリーズ、「立川忍びより」シリーズ、『撲撲少年』『真田を云て、毛利を云わず 大坂将星伝』『三舟、奔る!』など多数。

「2022年 『モノノ怪 執』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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