バチカン奇跡調査官 ゾンビ殺人事件 (15) (角川ホラー文庫)

  • KADOKAWA (2017年2月25日発売)
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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784041049877

作品紹介・あらすじ

FBI捜査官ビル・サスキンスが遭遇した奇妙な誘拐事件にマギー・ウオーカー博士の危険な休日。若き日のローレンが活躍する《独房の探偵》再び!そして平賀とロベルトの休日などファン必読の短編集第3弾!

感想・レビュー・書評

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  • バチカン奇跡調査官シリーズ第13弾 番外編?
    短編集 第三弾です。

    「チャイナタウン・ラプソディ」「マギー・ウオーカーは眠らない」
    「絵画の描き方」「ゾンビ殺人事件(独房の探偵)」4編を収録。

    マギーの話が楽しかったぁ~
    科学脳のマギーが、よりにもよって、6歳男児を保護して
    逃走劇を演じるだなんて、想像できなかったぁ
    っていうか、不器用すぎるが科学以外で頭を使って
    悪戦苦闘する様が楽し過ぎましたぁ!
    オチもさすがでした!!この話が一番好きかもぉ~♪

  • このシリーズの短編はキャラの魅力が溢れてて好き。

    今回はマギーウォーカーの素がみえるストーリーと、平賀とロベルトの魅力が詰まった[絵画の描き方]が良かった。
    ロベルトが鼻歌で料理してる姿と、パジャマにガウン姿とファンサしてくれる傍ら、天然炸裂させてる平賀がこのシリーズらしさ満載で落ち着く。

    2023.4.9
    61

  •  バラエティに富んでいて、いつもと違った雰囲気も味わえるので、このシリーズの短編集は好きですねぇ。

    【チャイナタウン・ラプソディ】
     私は……何を読んでいるんだろう……? と遠い目になりながら読んでました。まさか、この淡々とした文章でぶっとびチャイナファンタジーバトルが繰り広げられるとは……ビルの夢オチと信じて疑っていなかったんだけどな……(汗)

    【マギー・ウォーカーは眠らない】
     今巻収録作の中では一番好きでした。スポーツカーをかっとばし、自作の爆薬で悪党どもを殲滅し、シリアルをきっちり計量しちゃうマギーさん、好きだわぁ(笑)

    【絵画の描き方】
     今巻の癒し枠作品。美術史の解説の詳しさはさすがです。それにしても、ロベルトが登場した瞬間の底知れない安心感よ(笑)

    【ゾンビ殺人事件】
     ローレンの話はとても好きなのですが、今回は「独房探偵」ぶりがあまり発揮されなくて少々残念。

  • マギー・ウオーカーは眠らない
    絵画の描き方
    この2つのお話が好きです。

    ゾンビ殺人事件も面白かったけれど、フィオナのボクっ娘にはちょっとキャラ付けしすぎかなーって毎度思ってしまう。
    ローレンが大好きなだけに残念です。
    まあローレンも設定盛ってるといえば盛ってるキャラなのですが。。。

  • 短編集。

    『マギー・ウオーカーは眠らない』が一番面白かったかな。
    本編のスピード感がなくなってきているから、こういう展開の早い話は読んでてスッキリする。

    『絵画の描き方』は、相変わらずな二人の通常営業って感じ(笑)
    分かるんだけど、あんまり汚い表現いらないよねって思うんだけど。
    説明好きだよね、著者様。


    他2編は、微妙だった。
    短編だから、脇役が主役になるし、いいと思うんだけど、面白みに欠ける。

    早く本編進めてほしい。
    ダラダラ進めるくらいなら、短いシリーズで構わないし、やっぱり読むならスッキリさっぱりで終わらせて!

    祝アニメ化!
    12話でどこまでをどうまとめるのでしょうね?

  • いつもの登場人物たちが色々な人に振り回される短編集。話によって雰囲気がガラッと変わるのが面白かった。長編よりも気軽に読めるのがいい感じ。そしてやっぱり平賀は振り回す側。

  • 4話収録でそれぞれ主人公が異なるため、何だか豪華な気分で読めました。
    表題作よりマギーが主人公のお話がスキです。
    何だかんだお世話してあげているマギー……お休みの日なのに優しい!
    彼女の人らしさが垣間見えて面白かったです。

  • やっぱり短編もおもしろい。
    ビル・サスキンス捜査官の話は、ハムナプトラみたいだなと思った。
    マギーウォーカー博士の話は珍しく人間味溢れる姿が垣間見えて良かった。
    絵画の話も調査に夢中になるジジと平賀を微笑ましく思うロベルトが尊い。そして彼のパジャマとガウン姿を見てみたい。。。
    最後の話はローレン!アメデオは順調に出世しているようで、凡人としてはずるいと思った笑

  • 正直、読まなきゃ良かった。大好きなシリーズのイメージを壊された!この作品飛ばせば良かった。

  • 4篇の短編集。
    各々のキャラクターの持ち味を活かしたストーリーで、気軽に読めていい。

    個人的にアメデオがヒーロータイプなのに不憫でかわいい

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著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズは累計140万部を突破するヒットとなり、アニメ化もされた。他の著書に「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2022年 『バチカン奇跡調査官 秘密の花園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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