- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041049877
作品紹介・あらすじ
FBI捜査官ビル・サスキンスが遭遇した奇妙な誘拐事件にマギー・ウオーカー博士の危険な休日。若き日のローレンが活躍する《独房の探偵》再び!そして平賀とロベルトの休日などファン必読の短編集第3弾!
感想・レビュー・書評
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このシリーズの短編はキャラの魅力が溢れてて好き。
今回はマギーウォーカーの素がみえるストーリーと、平賀とロベルトの魅力が詰まった[絵画の描き方]が良かった。
ロベルトが鼻歌で料理してる姿と、パジャマにガウン姿とファンサしてくれる傍ら、天然炸裂させてる平賀がこのシリーズらしさ満載で落ち着く。
2023.4.9
61詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バラエティに富んでいて、いつもと違った雰囲気も味わえるので、このシリーズの短編集は好きですねぇ。
【チャイナタウン・ラプソディ】
私は……何を読んでいるんだろう……? と遠い目になりながら読んでました。まさか、この淡々とした文章でぶっとびチャイナファンタジーバトルが繰り広げられるとは……ビルの夢オチと信じて疑っていなかったんだけどな……(汗)
【マギー・ウォーカーは眠らない】
今巻収録作の中では一番好きでした。スポーツカーをかっとばし、自作の爆薬で悪党どもを殲滅し、シリアルをきっちり計量しちゃうマギーさん、好きだわぁ(笑)
【絵画の描き方】
今巻の癒し枠作品。美術史の解説の詳しさはさすがです。それにしても、ロベルトが登場した瞬間の底知れない安心感よ(笑)
【ゾンビ殺人事件】
ローレンの話はとても好きなのですが、今回は「独房探偵」ぶりがあまり発揮されなくて少々残念。 -
短編集。
『マギー・ウオーカーは眠らない』が一番面白かったかな。
本編のスピード感がなくなってきているから、こういう展開の早い話は読んでてスッキリする。
『絵画の描き方』は、相変わらずな二人の通常営業って感じ(笑)
分かるんだけど、あんまり汚い表現いらないよねって思うんだけど。
説明好きだよね、著者様。
他2編は、微妙だった。
短編だから、脇役が主役になるし、いいと思うんだけど、面白みに欠ける。
早く本編進めてほしい。
ダラダラ進めるくらいなら、短いシリーズで構わないし、やっぱり読むならスッキリさっぱりで終わらせて!
祝アニメ化!
12話でどこまでをどうまとめるのでしょうね? -
正直、読まなきゃ良かった。大好きなシリーズのイメージを壊された!この作品飛ばせば良かった。
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4篇の短編集。
各々のキャラクターの持ち味を活かしたストーリーで、気軽に読めていい。
個人的にアメデオがヒーロータイプなのに不憫でかわいい -
学生(らいすた)ミニコメント
バチカン奇跡調査官シリーズの短編集で、ミステリー×神父が好きな人にはぜひ見てもらいたい作品です!
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/648792 -
チャイナタウン・ラプソディ
マギー・ウォーカーは眠らない
絵画の描き方
ゾンビ殺人事件(独房の探偵2)
4つの短編集。
ファンタジー有り、サスペンス有り、ミステリー有りとイロイロ楽しめた短編集でした。
絵画の描き方は平和な話で
まったりと読めました。 -
シリーズでおなじみのキャラ達による短編集。特に面白かったのは平賀&ロベルトコンビが出てくる絵画にまつわる話。絵具についてのウンチクが興味深く、当時の画家の苦労や情熱を想像しやすくなったような気がする。
こうした短編集で、いつものシリーズものとは違う味わいの話を書いてくれるのは、一ファンとしてとても嬉しい! -
今回は久しぶりの短編集
ちょっとミッシェル話はおとぎ話前としていたけどこれはこれでよし
マギーさんはなんかハリウッド超大作のサイドストーリー絵面
平賀の話は目からうろこの絵画話でとっても勉強になった
ローレン久しぶり、なんとも痛快なゾンビ話でした
って感じで、とても面白うございましたとさ!! -
表題作含む短編4編収録。長らく積んでいたのですが久し振りに読んでやっぱりバチ官シリーズは面白い。ビルが主人公のチャイニーズファンタジーな「チャイナタウン・ラプソディ」は子供の頃に見た霊幻道士の映画みたいで楽しめました。平賀とロベルトが登場する「絵画の描き方」は相変わらずな2人が拝めます。平賀の天然っぷりが可愛い。表題作「ゾンビ殺人事件」ではローレンが登場。謎にどんな決着をつけるのかわくわくしながら読みました。マギー博士が活躍する「マギーウォーカーは眠らない」では彼女の人間らしい一面が垣間見えて面白かったです。マギー博士ってばかなり大胆。
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20191025
短編集第三段。FBIのビルとマギーがそれぞれ巻き込まれた事件、ロベルトの博識さと平賀の空気の読めなさがすごい二人の休日、ゾンビの謎に挑むローレンの手慰み。
全体的にファンタジー寄りというか、いつもの科学落ちがない話が多い。奇跡のように見えることに、科学や書物の知識で挑み、(多少無理があっても)おちをつけるのがストーリーの基本だと思っていたのだが。やはり長編の方が面白い。バイオレンスなマギーは格好いい。 -
ゾンビ殺人事件が面白かった
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短編集。最初のチャイナタウン・ラプソディーがB級映画感ありすぎて不安になったけど他はまあまあ面白かったから安心。
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短編集。平賀とロベルトの出てくる絵画の話はほっこり平和ですごく良かった。チャイナタウンのやつは、平賀がいたら科学的に解明されるのかなぁ?
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読書録「バチカン奇跡調査官ゾンビ殺人事件」3
著者 藤木稟
出版 角川書店
p87より引用
“ 人間は、気を許した相手の前で大きなミ
スをしがちな生き物だ。二十一世紀になった
今でも、色仕掛けを使うスパイが一定の成果
を挙げているのがその証拠である。”
目次から抜粋引用
“チャイナタウン・ラプソディ
マギー・ウォーカーは眠らない
絵画の描き方
ゾンビ殺人事件(独房の探偵2)”
天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
テリーシリーズの、他の登場人物たちが活躍
する短編集。全四編収録。
とある事件に関わった為、閑職に甘んずる
はめに陥った、FBI捜査官・ビル・サスキン
ス。部下とのやり取りの中、かつての忙しさ
を懐かしみ、髀肉の嘆に感じ入っているとき、
部下の携帯が鳴り響いた…。(チャイナタウ
ン・ラプソディ)
上記の引用は、自らの油断の危険性につい
て書かれた部分の一節。いわゆるハニート
ラップというやつでしょうか、金玉握られて
相手の言いなりになるくらいなら、立場のあ
る人は看板の上がっている所で遊んでほしい
ものです。
全四編の内、前半二編はこのシリーズと雰
囲気が違っているよな感じを受けました。
一見超自然現象と思われることでも、科学的
に最後に説明がつくのが好きなのですが…。
それに、映画の影響も強くあるような気がし
ます。
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短編集でした。長いシリーズなので、正直登場人物も忘れがちでしたがたのしめました。
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2018.5.10
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バチカン奇跡調査官、短編集第3弾。
「チャイナタウン・ラプソディ」突然B級香港映画みたいなノリで面食らったけど、これはこれで面白い。ミシェルと鈴玉はお似合いのカップルだな(笑)
「マギー・ウォーカーは眠らない」マギー博士の一日子守体験。微笑ましい。
「絵画の描き方」相変わらず平賀がフリーダムで、ロベルトの苦労が偲ばれる。
「ゾンビ殺人事件」ローレン最強伝説再び。ローレン主人公の独房の探偵シリーズもっと読みたい。
黒幕飽和状態で伸ばし伸ばしな本編よりもサイドストーリーの短編の方が好きだったりする。 -
⑮
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イタリアの森で、男女がゾンビに襲われるという衝撃的な事件が発生した。カラビニエリのアメデオ大尉は、天才少年にして凶悪犯罪者でもあるローレンを頼ることに。ローレンに心酔する心理捜査官のフィオナと共に捜査を開始するが、さらに大量のゾンビが発見され!?(表題作)FBI捜査官のビルが奇妙な誘拐事件に巻き込まれる「チャイナタウン・ラプソディ」、平賀とロベルトの休日の一幕を描く「絵画の描き方」など全4編!
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シリーズの登場人物たちが主人公となった短編集。
平賀とロベルトが昔の絵画に使われた顔料を調査する「絵画の描き方」が面白かった。 -
ふじきりんの短編。
作者が書きたいものをここで吐き出した感じかしらー
ゾンビはまだゾンビじゃなくて、でも死んでたのはもう死んでたからこんがらがったのだな