- 本 ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041049884
作品紹介・あらすじ
バチカン美術館の絵画の前にマリア様が現れて預言をするらしい――平賀とロベルトが新たに取り組むことになった預言の噂は、やがて世界を混乱に陥れる事態になり!? 天才神父コンビ、衝撃の新展開!!!
感想・レビュー・書評
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バチカン奇跡調査官シリーズ第13弾
バチカン美術館の絵画の前にマリア様が現れて
預言をする動画が拡散された(〇o〇;)
平賀とロベルトが、今まさに監視している絵が??
今回は、フィオナがメイン・・・だよね
主役コンビの登場はかなり少なくて残念。
それにしても、今回は難読だったぁ~
マリア様の動画と魔法陣の中の死体・・・
魔法陣の横に途中から追加された文字?
どこかに種があるとはわかってはいるものの
何でだぁ~??って現象が続く。
ファティマの予言に振り回されました。
ローレン失踪の謎もあいまって、ハラハラ度は
ちょっと下がりましたが、蘊蓄が面白かったので
OKでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ダラダラと読んでしまった感じ。
読み進めるのが億劫だったの久しぶりだ。
だって、奇跡調査じゃなくて、普通の怪事件なんだもの。
オカルトやらミステリーやらを絡ませてるのはそれらしくなってるけども…。
ごめんなさい、面白くはない。
ローレンが登場するっていうから、もっと進んだ話になると思ったのに、ただ怪事件を解決して終わっちゃったし、平賀とロベルトを底辺にして、あくまでもこの二人が絡んでますっていう装いをしたに過ぎない。
辛辣に書きたくないけど、どう終わらせるんだろう。
ローレンを登場させて、ガルドーネの名前を出しても、進捗状況がないんじゃ、いつ完結に向かうんですかね?
主役の二人と敵対勢力が絡まなくちゃ、いつまで経っても終わらないよ。
しっかり終わらせてくれるなら、今終わっても全然いい。 -
読みづらかったけど、色々な事件が最後の数十ページで一気に解決するミステリ小説テイストなのがこのシリーズとしては珍しかった。
長編でロベルトと平賀が脇役扱いなのも新鮮だった
2023.4.15
63 -
バチカン美術館にある絵画の前にマリア様が現れ預言をするらしいー
平賀とロベルトは、近頃囁かれているその噂について調べるよう命じられる。
一方、ローマ郊外の町では、十字路に描かれた奇妙な紋章の上で変死体が見つかる怪事件が連続で起きていた。
カラビニエリのアメデオと心理捜査員のフィオナが事件捜査に赴くが……
交錯する2つの謎は、やがて世界を混乱に陥れてゆく。
そんな中、ローレン失踪の真相が明らかに!?
新展開のシリーズ第13弾!
あんまり面白くない…
というのも平賀とロベルトの活躍らしい活躍がないから-
ひたすら絵画の見張りをする平賀と平賀が飢えないように食事の面倒をみるロベルト。
ローレンの導きで事件の真相を暴いた、ローレンをマスターと仰ぐフィオナとルキーノの話を聞くだけの奇跡調査官ふたりだった…都市伝説!フェイクニュース!完。みたいな。
事件があたかも今、奇跡調査と並行してるように描写されてて、謎解きのときちょっと頭混乱したよ-
殺人事件のパートは、当事者たちは真剣なんだろうけど…“犯人以外の生き残った儀式参加者には完全に黒歴史だなぁ”って生暖かい気持ちで読んでたよ…
イタリアも全土、もしくはバチカン市国近辺だと悪魔絡みの通報って多いのか、とか、警察も真剣にそれを扱ってくれるの?とか考えてしまった…
実際どうなんだろう?
今の、真贋問わず物事が物凄いスピードで伝達拡散していく世界って、難しいね- -
平賀とロベルトよりカラビニエリコンビの方が目立ってたのが不満……なので今回は星3つ……
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ロベルトと平賀の神父2人組よりも、以前出てきた心理学者のフィオナがメインの作品でした。恐らく今回の表紙を飾っているのも彼女だと思われます。
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過去と今の神秘が絡み合う13巻目。これは外伝?と思ってしまうくらい平賀とロベルトが出て来ない。内容も奇跡というよりは奇怪な殺人事件という感じだし、あまり「奇跡調査」らしくなかったかも。ローレンについてもあーそんなもんかーという感じで、あらすじで触れられているほどのインパクトはなかったかも。なんか全体的にちょっと残念だったなあという感想。
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今作は個人的にはあんまり。。平賀とロベルトの出番が少ない。そして大嫌いな虫の描写が結構ある。
最後の結末というか人間の深層心理的な描写はなるほどな、と思ったけど。
作中に出てくる、シェイクスピアの『真夏の夜の夢』の一節、
生まれる。死に向かって歩き始める。そして死ぬ。 人に定められた運命があるとすれば、たったこれだけだ。 その間は、自由意志。
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