バチカン奇跡調査官 二十七頭の象 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 266
レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041049884

作品紹介・あらすじ

バチカン美術館の絵画の前にマリア様が現れて預言をするらしい――新たに取り組むことになった奇跡調査の内容に拍子抜けする平賀とロベルト。だが預言の噂はやがて、世界を混乱に陥れる事態となり……!?

感想・レビュー・書評

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  • ダラダラと読んでしまった感じ。
    読み進めるのが億劫だったの久しぶりだ。

    だって、奇跡調査じゃなくて、普通の怪事件なんだもの。
    オカルトやらミステリーやらを絡ませてるのはそれらしくなってるけども…。

    ごめんなさい、面白くはない。
    ローレンが登場するっていうから、もっと進んだ話になると思ったのに、ただ怪事件を解決して終わっちゃったし、平賀とロベルトを底辺にして、あくまでもこの二人が絡んでますっていう装いをしたに過ぎない。

    辛辣に書きたくないけど、どう終わらせるんだろう。
    ローレンを登場させて、ガルドーネの名前を出しても、進捗状況がないんじゃ、いつ完結に向かうんですかね?
    主役の二人と敵対勢力が絡まなくちゃ、いつまで経っても終わらないよ。
    しっかり終わらせてくれるなら、今終わっても全然いい。

  • ミステリ色強くて面白かった!
    短編からのミスリードに見事引っかかりました(笑)

    まさか本編に独房の探偵のメンバーが出て来るとは思わず嬉しかったです。が、今回も奇跡調査!って感じではなかったな。ミステリ好きとしては楽しめたけど、蘊蓄も少ないのでそこは少し物足りないかもしれない。あとバチカン2人組は殆ど出てこないので逆にそこに驚いた(笑)本編だしもっと活躍して欲しかったな。
    情報化社会という身近な問題がテーマだったのでその点は興味深く読めました。感情の問題とか特に。

    あらすじの「新展開」の文字に割と期待してたけどそこまで進まなかった(笑)ローレンの真相ってこれもう分かっていたような……名文化してはいなかったけども。
    ローレン、早く会いたいよ!

  • バチカン美術館にある絵画の前にマリア様が現れ預言をするらしいー
    平賀とロベルトは、近頃囁かれているその噂について調べるよう命じられる。
    一方、ローマ郊外の町では、十字路に描かれた奇妙な紋章の上で変死体が見つかる怪事件が連続で起きていた。
    カラビニエリのアメデオと心理捜査員のフィオナが事件捜査に赴くが……
    交錯する2つの謎は、やがて世界を混乱に陥れてゆく。
    そんな中、ローレン失踪の真相が明らかに!?
    新展開のシリーズ第13弾!

    あんまり面白くない…
    というのも平賀とロベルトの活躍らしい活躍がないから-
    ひたすら絵画の見張りをする平賀と平賀が飢えないように食事の面倒をみるロベルト。
    ローレンの導きで事件の真相を暴いた、ローレンをマスターと仰ぐフィオナとルキーノの話を聞くだけの奇跡調査官ふたりだった…都市伝説!フェイクニュース!完。みたいな。

    事件があたかも今、奇跡調査と並行してるように描写されてて、謎解きのときちょっと頭混乱したよ-

    殺人事件のパートは、当事者たちは真剣なんだろうけど…“犯人以外の生き残った儀式参加者には完全に黒歴史だなぁ”って生暖かい気持ちで読んでたよ…

    イタリアも全土、もしくはバチカン市国近辺だと悪魔絡みの通報って多いのか、とか、警察も真剣にそれを扱ってくれるの?とか考えてしまった…
    実際どうなんだろう?

    今の、真贋問わず物事が物凄いスピードで伝達拡散していく世界って、難しいね-

  • 面白く読んだけど。
    うーん。なんだろ、いつもと違って、奇跡審査はあんまり関係ないし、なんか違う感じ。

    全体としても、過去におこった話がメインだし、なんだかなーーーって感じ。

  • 平賀とロベルトよりカラビニエリコンビの方が目立ってたのが不満……なので今回は星3つ……

  • ロベルトと平賀の神父2人組よりも、以前出てきた心理学者のフィオナがメインの作品でした。恐らく今回の表紙を飾っているのも彼女だと思われます。

  • 今回は奇跡調査よりもフィオナ、アメデオの怪事件捜査が中心。むしろ奇跡調査に関しては無理やりストーリーに組み込んだ感じ…
    ロベルト、平賀がいなくてもストーリーに影響なかったんじゃなかろうか…
    奇跡調査官シリーズってよりもフィオナがメインのスピンオフ長編としたほうがしっくりきそう。
    事件の内容も壮大な事件になりそうかと思いきや真相は拍子抜けで。
    このシリーズ好きだったけど今回だけは正直がっかりだったかなー

  • フィオナ中心の話でした。視点があちこちに移動して人もいっぱい出てくるので名前を覚えることが出来ないまま最後の謎解きへ。平賀、ロベルトとフィオナが出会い、今後の展開も気になるところ。

  • 今回の舞台は、バチカン美術館。そのために海外の辺境の地での描写が全くなく、その点がちょっと残念。
    肝心の奇跡はただのネットのデマってそんだけかーいって感じ。ツイッターなどのSNSが普及している現在では現実の奇跡か編集動画かの区別することは難しく、また、多くの人が見てしまうと現実のものと錯覚してしまう危険性があるというのは伝わった。他の関連した事件も、動機や関連性がちょっと微妙だった。
    裏表紙で唄っているローレン失踪の真相も2、3行書いてあるだけで全然進んでないのもイマイチだった。

  • 読書録「バチカン奇跡調査官二十七頭の象」3

    著者 藤木稟
    出版 角川書店

    p307より引用
    “生まれて死ぬまで、冗漫な台詞が十もある
    のは多すぎる。
    私は、三つの簡潔な言葉で人生を理解してい
    る。
    生まれる。死に向かって歩き始める。そして
    死ぬ。
    人に定められた運命があるとすれば、たった
    これだけだ。”

    目次から抜粋引用
    “伝説のはじまり
     午前二時の聖母
     交差点
     象が一頭、二頭、三頭、四頭……
     加速、加速、加速”

     天才神父二人組を主人公とした、長編ミス
    テリー小説。人気シリーズ長編第十三弾。
     カンヌ国際映画祭最終日、にぎやかで華や
    かな雰囲気とは裏腹に、賞の発表を待つ招待
    客は社交用の表面を取り繕うことに心を砕い
    ていた…。

     上記の引用は、シェイクスピアの「真夏の
    夜の夢」の一節。
    本当は単純で簡単なことのはずなのに、無理
    に複雑化することで、不当な利益を手に入れ
    ようとしている人が多いのかも知れません。
     ローレンを中心とした短編、「独房の探
    偵」の面々が活躍します。ローレンの疾走に
    ついても少し触れられていて、今後の大筋の
    展開により含みを持たせる一冊ではないで
    しょうか。

    ーーーーー

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著者プロフィール

大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズは累計140万部を突破するヒットとなり、アニメ化もされた。他の著書に「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『太古の血脈』など多数。

「2019年 『バチカン奇跡調査官 アダムの誘惑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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