マジック・ツリーハウス 41巻 走れ犬ぞり、命を救え!

  • KADOKAWA
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041050194

作品紹介・あらすじ

氷点下50度の猛吹雪のなか、伝染病の血清を届けるために、犬ぞりが走る! アラスカで本当にあった感動実話をベースに、ジャックとアニーが極限状態での人命救助に挑む!

感想・レビュー・書評

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  • 1925年冬アラスカ北西部の町でジフテリアが流行った。
    その治療に必要な血清をマイナス50度の猛吹雪の中、犬ぞりを買って輸送をする物語。
    犬ぞりをするプロでもすごく危険が伴うことなどを知った。
    最初の頃は、アニーが動物の言葉がわかるという不思議な才能をジャックは疑ったり、否定したりしていたが、今はポジティブに捉えているなど、何十回もマジックツリーハウスでの冒険を続けていくうちに、兄弟の信頼関係や絆がどんどん深まっているなと思った。

  • アラスカの犬ぞりは、重要な交通手段であり、物資輸送手段でだったと知った。
    人間と犬の信頼関係と絆に素晴らしさを感じた。
    アラスカには、シベリアから移り住んだ先住民と
    金の発掘目的でヨーロッパから移住した人たちがいることを知った。

  • お母さんと妹がジフテリアにかかってしまったオーキがかわいそう。自分でふぶきの中ワクチンを取りに行こうとしたけど、それじゃあ死んじゃうよと思った。でも、おれがオーキでも、取りに行っちゃうかもしれない。
    ジャックとアニーが、失敗してもがんばってワクチンを取りに行ったのがすごかった。おれは失敗するとあきらめちゃうかもしれない。
    アラスカは雪がすごい。ワンちゃんたちが、かわいくて、かっこよかった。(小4)

  • 今作の舞台は1925年のアメリカ・アラスカ、ジフテリアの感染が蔓延している街・ノーム。極寒の冬に、治療に必要な血清を150頭の犬と19人の操縦士(マッシャーと言うらしい)の犬ぞりチームで運搬する、という実話に基づいている。

    近作の冒険でかなり成熟した行動をみせるジャックとアニー兄妹、今作もかなりシビアな任務なので、逃げたりドジったり…といった(良くも悪くも)気の抜ける場面がなく、比較的シビアなストーリー・ラインになっている。

    その反面、初期作にあったストーリーの伏線がなく、描写や展開はしっかりしているのに、そもそも「ジャックとアニーがこの冒険に行く必要はあったの?」と思わせるのも事実。

    そして、行動と裏腹に幼くなった?イラスト、p109はなぜこれ? (^^;)

  • 今回の任務はシリアスで一話だけ。1925年、ジフテリヤ大感染のアラスカ北西部の町ノームにワクチンを届けた実話のマッシャー(犬ぞり使い)グンナー・カールセンを助ける。
    そのため二人も12時間限定マッシャー能力アイテムを備え、歴史改変しないため記憶消去パウダーも持参。
    氷点下50℃の嵐が吹きすさび凍結海面にでて氷が割れ…。カールセンも犬ぞりが転倒しワクチンの円筒も見失ったが“犬の本能”が発見してくれた。カールセンは交代者が「今夜は来ない」と電話通知で熟眠中なので起こして支度させる時間ロスを考え、残りも自分が走ることにした…

  • ・ジャックとアニーが兄弟で力をあわせてたくさんの国に行き、たくさんのたんけんをするところがおもしろいシリーズです。
    ・主人公のジャックと妹のアニーが、力を合わせてくすりを運ぶ、楽しいお話です。マジックツリーハウスはいろんな話があるので読んでみてください。

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著者プロフィール

現代アメリカでもっとも実績ある児童作家のひとり。ノースカロライナ大学で演劇と比較宗教学を学んだあと、児童雑誌の編集者などを経て、児童文学作家となる。マジック・ツリーハウスシリーズは、1992年より29年間で100作以上が発表され、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの小学校の授業で使われているほか、全世界37か国で1億5000万部を超える大ベストセラーとなっている。

「2022年 『マジック・ツリーハウス 50 ヒマラヤ白銀のゴースト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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