下町アパートのふしぎ管理人 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2017年1月25日発売)
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本 ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041050583

作品紹介・あらすじ

浅草にある古びたアパート《メゾン・シグレ》。管理人は意外にも若い女性で、ちゃきちゃきの下町っ子だ。情に厚く威勢がよい、そして霊能力者だというから変わっている。その力は祖母譲りらしく、代々町の相談役をしているという。彼女が関わる事件は奇妙なものばかり。だがその裏には様々な人情が交錯し、ちょっぴり切なく、そしてあたたかい。彼女は生来のまっすぐさで、人助けに奔走するのだった。下町のふしぎな物語。

感想・レビュー・書評

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  • 良い「下町」感だった。無駄に装飾のない文章というか、感動!泣ける!という感じを無理に出さない、話を美化しない感じというか。ごちゃごちゃしてて色んな人がいて色んなことがあるのが当たり前の「下町」感。
    あと、読む前の想像より這魔のビジュアルがホラーだった。
    なんで兄が死んだのか、悪夢はどうなったのからあちこちの設定もまだまだ広がりそう。
    いったい全何巻で順番はどうなってるのか、そもそも順番があるのか、、。

  • まだおもしろさが伝わらん。

  • 2021.09.22

  • まあまあ楽しめたかな。

  • 「湯けむりストーカー」
    一緒に帰ろうと囁くのは何者か。
    彼にとっては少しの出来心から始まり結果として奪う形になったのだろうが、同僚が必死に仕事をしているのに嘘を付き彼女を奪うだなんて最低だな。
    今回の件で互いの隠し事は全て話す事になるだろうが、彼女の心境は複雑だろうな。

    「クリームソーダのお客様」
    電波の妨害により酷くなる状況。
    少しも話を聞いて貰えないなら手紙を、それもダメなら他人を混じえての話し合いを等と順序だてて彼女は彼との距離を縮めようとしたのだろうか。
    別居になり一番辛い思いをするのは誰なのか、両親は考えた事は少しでもあったのだろうか。

    「二十四時間営業」
    開店させぬと妨害する商品たち。
    相手が怪我をするレベルの物を投げつけるのは少し危険過ぎないかと思うが、彼からしたら箪笥の中身を守る事に必死で相手の事など考えてられなかったのだろうな。
    彼が時折記憶を無くし不思議な行動を取る理由は、少し分かったが何故彼の中に居るのだろう。

  • 【あらすじ】
    浅草は人情味あふれる不思議な事件に満ちている

    浅草にある古びたアパート《メゾン・シグレ》。管理人は意外にも若い女性で、ちゃきちゃきの下町っ子だ。情に厚く威勢がよい、そして霊能力者だというから変わっている。その力は祖母譲りらしく、代々町の相談役をしているという。彼女が関わる事件は奇妙なものばかり。だがその裏には様々な人情が交錯し、ちょっぴり切なく、そしてあたたかい。彼女は生来のまっすぐさで、人助けに奔走するのだった。下町のふしぎな物語。

    【感想】

  • 何となくかっちりした印象。
    面白いけど、心温まるという感じでは無くて、下町の不思議な話ってそのまんまな内容。

  • 下町アパートの管理人のお話。怪奇な事件の真相の裏側と浅草との繋がり、またちょっと人間の精神的な事も描かれて読み進めていくと、展開が面白かった

  • 浅草にある古びたアパートの管理人は、若い女性でちゃきちゃきの下町っ子。情に厚くて威勢がよくて、祖母譲りの霊能力を持つ彼女が関わる事件は奇妙なものばかり。だがその裏には様々な人情が交錯し…。下町のふしぎな物語。

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著者プロフィール

沖縄県出身、東京都在住。2013年よりWEB上で作品の公開を開始し、2017年1月『下町アパートのふしぎ管理人』(角川文庫)にてデビュー。

「2020年 『夏、君と運命の恋をするはずだった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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