新装版 西郷隆盛 三 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041050699

作品紹介・あらすじ

西郷らの努力が実り、薩長連合が成立。混迷を極める時局を収拾するには武力解決――討幕より方法はないという気運が高まっていた。新たな時代の幕開けのために、西郷が奔る!!

感想・レビュー・書評

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  • 今までの巻で、小説としては読みにくい、という感想を書いて来たが、この巻の中程で、これは小説ではなく史伝だ、と書かれており、読み方が違っていたことに気づく。
    比較的詳細な史実が列記されており、勉強にはなる。
    幕末も終盤になり、西郷隆盛1人の視点では語れなくなるのか、登場数が減っており、西郷隆盛というより薩摩・長州視点の幕末維新史、といった感じ。

  • 2018年大河ドラマの主人公・西郷隆盛の生涯を描く。4か月連続刊行の第三弾。薩長連合が成り、時代は動いていくが・・・。

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著者プロフィール

(かいおんじ・ちょうごろう)1901~1977。鹿児島県生まれ。國學院大學卒業後に中学校教諭となるが、1929年に「サンデー毎日」の懸賞小説に応募した「うたかた草紙」が入選、1932年にも「風雲」が入選したことで専業作家となる。1936年「天正女合戦」と「武道伝来記」で直木賞を受賞。戦後は『海と風と虹と』、『天と地と』といった歴史小説と並行して、丹念な史料調査で歴史の真実に迫る史伝の復権にも力を入れ、連作集『武将列伝』、『列藩騒動録』などを発表している。晩年は郷土の英雄の生涯をまとめる大長編史伝『西郷隆盛』に取り組むが、その死で未完となった。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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