夜見師 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 133
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041050750

作品紹介・あらすじ

21歳の五明輝は、余命3年あるかないかの身体だ。妹のために、少しでもお金を稼ごうと必死に働いている。ある日、割の良い住み込みの仕事が舞い込んできた。これ幸いと仕事先に行ってみると……。

感想・レビュー・書評

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  • 2018/6/27

  • 輝くんが苦手なタイプの主人公だった。
    でもグイグイ引き込まれて楽しく読めました

    人間味を失ったクールタイプの人を絆すのは人間味が爆発しているワンコタイプが王道ですね
    まさか一巻で呪いが解けるとは思わなかったけど

    輝の心臓を必死に押す幽霊のカゲルくんが可愛いです

  • 面白かった!
    風景の浮かぶするする読める気持ちのいい文章と、優しく人間味のあるキャラクターにぐいぐい引き込まれた。
    続巻も購入済み。楽しみ。

  • 一族に伝わる呪いのせいで余命3年ほどの輝は、妹のために少しでも稼ごうと破格の給料を目当てにある家の家政夫となる。その屋敷には多くの祟り神が封じられており、主人にも謎が多かったが…
    ホラーにしては軽くて怖くはなかったが、人が祟り神になる過程のせつなさなどはよかった。

  • 「裏閻魔」が大好きなので、この方の作品は追いかけていくつもり。

    ホラー文庫からの出版であり、若年齢層の読者向けにしているのかもしれないが、人物設定は確かに軽い感じではあるものの、きちんと細かく描写されているし、人霊が祟り神となる過程も丁寧に描かれているので十分に面白く読めた。夜見師である多々良の正体も、いろいろ可能性は考えられる中でなかなか意表のつくモノで、設定の妙を感じられた。ただ、続編があるのをあらかじめ知っていたためか、五明輝にかけられている呪いが今作で意外にあっさり解決されてしまうのに驚いた。輝には申し訳ないが、ちょっと勿体ないとも思ってしまった。しかしながら、今後のシリーズ展開がどうなっていくのかも楽しみ。

  • 輝と妹ちゃんが助かって良かった〜!
    どうなることやらとハラハラしながら読んでたから、ちゃんと助かってホッとした。
    輝の祖父と繋がりがあった生き神様こと鏑木カヨを成仏させて助かったと思ったら、呪いは溶けていなかったときはどうなるんだろこれ…と不安になった(笑)
    カヨが低い声で呟いたとこは違和感あったけど流してしまってた。あれが伏線だったのな。
    カヨの父が黒幕だったとはな。
    娘への執着が凄い…。
    壮絶な戦争を経験したからこその執着だったのだろうなってことは分かってたけど、やはり戦争は人を壊すよな…。
    輝の祖父はとんだとばっちりで死んでしまったし、八つ当たりもいいとこだと思えるような呪いだったから力抜けた(苦笑)
    踏んだり蹴ったりな一族だな五明家。
    これから輝も妹の美咲ちゃんも幸せになるよねきっと!

    輝は王様に忠誠を誓ってしまった(ようなものだよなあれ)から、これからやや前途多難か?笑
    輝と王様のコンビ良いわ〜。
    あのくらいの距離感好き。
    王様が輝の影響を受けて良い方向へ変わっていくのは見ててニヤニヤしてしまった。
    お茶も嗜む様になったし、最初よりは感情表現に幅が出てきたし。
    輝のために身体に鞭打って助けに行ったとこは胸熱だったな〜!
    身体にダメージを与えないようあれだけ気を付けていたのに、輝のピンチとなるとなりふり構わず助けに行ってさ。
    なかなか熱い一面が見れて良かった。

    王様の設定には驚かされたな。
    夜見師の設定も面白かったし、よく練られてた。
    王様が死体というか死人だったのには驚いた。
    なんか特異体質とかそんなのかなと思ってたから。
    いや、特異体質と言えばそうなんだが、うん(笑)
    夜見師になれるのは死んだ者だけなんだな。
    王様は適任だと神社の神様に選ばれたから夜見師になれたんだな。
    サラッとその辺は語られたけど、次で詳細が分かるのかな?
    封じ手のこともちょっとよく分からないし。
    封じ手と夜見師、王様の家系とかその辺気になるわ。

  • 呪いのせいで余命3年以内という輝が、封じられた怨霊を始末する“夜見師”の多々良の助手となり、数々の怨霊と対峙する。

    見かけによらず心優しい直情型×毒舌で冷静沈着な理性人間。
    ありがちな組み合わせながら、呪われた青年と、怨霊を始末する車椅子の主人という設定が突飛で面白い。

    封じられたいくつかの怨霊の過去をたどる内に、やがて交差していく人間関係。最終的に輝にかけられた呪いの根源や、謎に包まれた多々良の正体へと繋がっていき、見事に伏線が回収されている。

    続編も出ているらしい。信頼関係もできつつある2人の今後の活躍が楽しみ。

  • ひよこ!
    いい人でほっこりしてしまった(笑)

    多々良さんの設定が新しくていいなぁ。
    腐る!

  • 祟り神を始末する“夜見師”の多々良と、正体不明の呪いのせいで余命が3年ほどしかない五明輝。
    遺される妹のために少しでもお金を稼ごうと、多々良の家で家政婦として働きだす。

    多々良に隠された過去など、続編が楽しみである。

  • 続くのかな?
    解決したよな
    まだ怨霊退散!?の二人の活躍がみたいな

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プロフィール

*同姓同名著者2名。

*1 小説家
中村 ふみ(なかむら ふみ)
秋田県生まれ。2010年『裏閻魔』で第1回ゴールデン・エレファント賞大賞を受賞し、デビュー。同作はシリーズ化し、3作目で完結した。
他の著作に、『魔女か天女か』『冬青寺奇譚帖』などがある。

*1 漫画家
中村 ふみ(なかむら ふみ)
『たぬきの霊界借用書』をWebで連載。

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