海道の修羅

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041050798

作品紹介・あらすじ

我は人を捨てた。この瞬間から。

室町幕府の名門・今川家は、乱世の波に呑まれて、勢力を失っていき、今や北条家と武田家の争いの渦中にあった。幼き頃から仏門に入り、太原雪斎に師事していた今川氏親の五男の栴岳承芳(義元)は、見聞を広げるため、二年前から京に上っていた。だが、甲斐の守護・武田信虎との争いが激しくなり、急遽、呼び戻された承芳は、北条家に侵食されつつある駿河の惨状に衝撃を隠せなかった。北条の手駒となって果てるのか。だが、今川と駿河の行く末を危惧する承芳の声は、兄の今川氏輝と母の寿桂尼に届くことはなかった──。駿河を救うため、承芳は、兄たちと母に非情の決断を下す。「海道一の弓取り」と讃えられし今川義元の、閃光の如き生涯を描く、長篇歴史小説

感想・レビュー・書評

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  • 今川義元を書くと発表されてから待望していたのでワクワク感が半端なかった。今川義元は好きな戦国武将の1人。駿河国を護るために冷酷にそして一族をも切り離す、義元には憧れと恐怖を覚えた。しかしまたその恐怖が義元を輝く魅せてくれる。こんな義元は見たことがない。

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