- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041051641
作品紹介・あらすじ
ヤクザと闘い、
警察を出し抜き、
ストリップ業界を支配した元銀行マン。
バックステージから時代を握った怪物がいた!!
業界を興隆させ、破壊し、終わりを見届けた男。
その人生、常識は通じない。
○刃物を抜いたヤクザ相手に大立ち回り、相手を病院送りに
○全国の踊り子を一手に握る
○月収1億8千万のカネをギャンブルにすべて突っ込む
○腹にダイナマイトを巻いて警察署に乗り込む
○全国指名手配をされるも逃げ切る etc
このような武勇伝と裏腹に、帝王と呼ばれた男・瀧口義弘は線の細い銀行マンだった。
福岡の進学校を卒業後、福岡の福岡相互銀行(現・西日本シティ銀行)に勤めていたが、昭和50年ストリッパーとして活躍していた姉に誘われ、その日のうちに辞表を出して劇場に飛び込んだ。
以降、彼は帝王としてストリップ業界を差配するまで上り詰める。
15年以上にわたり、日本各地、世界各国の色街を取材し、ストリップ劇場の栄枯盛衰も見てきた著者が描く、悪漢にして好漢の一代記!!
感想・レビュー・書評
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やはりこの人の本は馴染めない
テーマは好きだから読んでしまうんだが……
私の読解力がないのか、読んでいまいち理解できないところがあったり、
登場人物のストーリーを作るために、
もちあげるんだが、それが違うところで書いてるのと
矛盾して思えたり
差し込む話があんあmり関係なく感じたり
手癖というかパターンというか
そういったもので表現して人物を表していて、
長く書くと破綻してしまうようなそんな感じがしてしまう -
ストリップの世界で素晴らしい生き方を実現した瀧口義弘の物語だが,それにしても凄い人だ.ストリップ界のスターだった姉の桐かおるの依頼で銀行員から異分野に飛び込んだ瀧口の波乱万丈の活動が,ストリップの歴史を絡めて素晴らしい物語になっている.会社の団体旅行ではストリップは不可欠のアイテムだったと記憶しているが,そのような旅行が下火になり,インターネットで自由に画像が見られるようになった現在ではストリップがあまり表に出ることはなくなった.少し寂しい感じだ.