一華後宮料理帖 第四品 (4) (角川ビーンズ文庫)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 167
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041051702

作品紹介・あらすじ

互いへの想いを封じた理美と朱西。さらに皇帝・シヨウ飛に「皇后になって欲しい」と言われ、理美は落ち着かない毎日を過ごしていた。そんなある日、元気がない五龍のため、神気に満ちた旧都・氾因に滞在することに。そこで見つけた鏡をきっかけに、奇妙な現象が起こり始める。臥せってしまったシヨウ飛に料理作りながら、原因を調べだした理美は、朱西の秘密を知ってしまい……!? 大切な居場所を守るため、決断の時が迫る第4弾!!

感想・レビュー・書評

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  • 今回は、話の筋に料理が非常に重要だという感じはなかったが、相変わらず文章、上手いなあ。旧都で怨霊に理美たちがたたられて、密かに愛する人たちが幻となってやってくるというもの。理美は朱西との愛を、朱西の居場所を守るために思い切る。本当にこれでいいか。こういう系の話だと、絶対にこのままでは終わらないと思う。一波乱も二波乱もこれからありそうだ。それにしても珠ちゃん(五龍)は可愛いね。

    • moboyokohamaさん
      娘さんとそういうお話をするんですか。
      チョット羨ましいです。
      娘さんとそういうお話をするんですか。
      チョット羨ましいです。
      2022/02/15
    • moboyokohamaさん
      それからフォローありがとうございます。
      私からもよろしくお願いいたします。
      それからフォローありがとうございます。
      私からもよろしくお願いいたします。
      2022/02/15
    • goya626さん
      moboyokohamaさん
      こちらこそよろしくお願いします。
      moboyokohamaさん
      こちらこそよろしくお願いします。
      2022/02/15
  • 今回は名前の重要さがポイントだったのかな。
    これは中華風ファンタジーだけど、中国にしろ日本にしろ昔は現代より名前の持つ意味がずっと大事だったんだよね。

  • 知らず理美と朱西の選択を操ってしまった陛下が切なくて……陛下がしあわせになってほしい。

  • 辛い決断に胸が痛い。でもさ、いくら決断したってどこかに朱西に思いを残したままなのは事実だから、それを微塵も祥飛に気づかれずに過ごせるとは思えないよ。今は浮かれてるけど祥飛もいつか辛くなると思うよ。朱西と祥飛は争ってほしくないなあ。

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著者プロフィール

広島県出身。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー。温かく優しい読後感が持ち味で、登場人物の繊細な心理描写も高く評価されている。他著に「封鬼花伝」シリーズ、「箱入り王女の災難」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、『ここは神楽坂西洋館』『仙文閣の稀書目録』などがある。

「2021年 『転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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