皇太后のお化粧係 ふたりを結ぶ相思の花 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 39
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041051726

作品紹介・あらすじ

中華風の異世界・榮国にトリップして4年、皇帝・黒曜の求愛をどうにかかわしつつ女官として働く鈴音。
春麗、子美という頼もしい仲間も増え順調に見えた後宮生活だったが、北の離宮に住まう皇太后のもとで突然反乱が!
暗躍する黒幕・雨露、混乱に陥る後宮……。
鎮圧のため軍を率いる黒曜の姿に、鈴音の中である想いが生まれる――「俺の妃になる覚悟はできたのか?」
黒曜の求婚に鈴音が出した答えとは――堂々の完結巻!

感想・レビュー・書評

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  • メイクアップアーティストの卵が、中華風世界にトリップして、後宮のお化粧係になり、傀儡だった王を助け、いろいろ波乱があるが、めでたく妃になる、ちゃんちゃん。現代人からのトリップは、無理っぽいところがある。それに、いきなりこの3巻から読み始めたので、物語に入りきれないところがあった。絵は可愛くないなあ。

  • 最後の最後で誰かが裏切ることもなく、シンプルな感じで読みやすかった。もう少し話を膨らませても良さそうな感じがしただけにちょっと名残り惜しさも。由羅カイリさんのイラストと主人公たちのイメージがピッタリで良かった。胸キュンシーンは前巻に比べれば少ない気もしたけど、ハッピーエンドで満足でした。

  • 恋愛よりも反乱が中心。反乱中心にしては、そこにいたる理由等政治的部分が弱い。
    恋愛が横に置かれている分糖度も低く、妃にするための名目もふわっとしていて納得し辛い。

  • 積んでたのをようやく読み終わりました。
    前の2冊に至っては、かなり前に読んだので正直記憶があいまいですが…。
    中華ファンタジー好きで、絵が由羅カイリさんなのもあってすぐ手を出しました。
    色々無理のある感じも否めないですが、異世界ワープものなので、
    ある程度のファンタジーごり押し感は気にしない方向で。
    3冊完結であっさりうまくいった印象もありますね。
    (というか某中華ファンタジーにじらされすぎた…というのもありますけど。)
    ビーンズなので甘さ控えめなのは仕方ないかな…と思います。
    最後の方の伝記風まとめは中華ファンタジーだとテンプレなんですかね?
    内容が固めなものだとしっくりくるんですけど、この作品だと
    もうちょっとふんわりした終わり方でもよかったのかな…と思ってみたり。
    あとはまぁ、別の二人のその後とかもちょっと気になったりはしました。
    彼の方の気持ちの変化とかね…。
    キャラ設定とか頭から完全に飛んじゃってた人が多かったので、
    もうちょっと早めに色々覚えているうちに読めばよかったな…と。
    気が向いたら通して読み直してみたいと思います。

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著者プロフィール

2014年よりWeb上での小説公開を開始。『乙女ゲームの悪役なんてどこかで聞いた話ですが』にて出版デビューに至る。

「2016年 『乙女ゲームの悪役なんてどこかで聞いた話ですが5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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