ノーブルウィッチーズ6 第506統合戦闘航空団 疑心! (角川スニーカー文庫)
- KADOKAWA (2017年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041051764
作品紹介・あらすじ
ロマーニャから無事帰投した那佳であったが、正体不明の輸送機より降下したガリアの子に強襲される! 那佳の安全と引き替えに王党派へ従属する事を選択した506であったが、それは国内において共和派の標的となることを意味していた。各勢力の陰謀、そしてネウロイの猛襲に対しロザリー、ハインリーケはそれぞれの高貴なる闘いへと赴く――。 ちょっぴり守銭奴な魔女が、混沌渦めくガリアで人質に!?異色の部隊、疑心と陰謀が交錯する第6弾!
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★★ 星5つ
[感想]
主人公の黒田佳奈が作詞、作曲をしているのが笑えるね。
前巻ラストの落下傘降下で事態は深刻になるのかと思ったが逆に上層部の支援が入ることがネウロイ迎撃がスムーズになるのは皮肉としか言いようがない。
また、政治的な対立が市民の間にまで浸透しているとうことが今回は分かったが、ガリア(フランス)の歴史を考えると市民による活発な発言もガリアに大きな活力を生み出す要因の一つなのかもしれないな。
そして、またしてもネウロイを利用しようとするのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相変わらず、いつの世も人間の一番の脅威になるのは人間ってことがよく分かる作品だことで。今回のメインは人造強化兵といったところ。一番の重要人物っぽいとはいえ、那佳にマンマークつけちゃダメよなぁ。そのミスこそが王道なんでしょうが。まあ他にマークつけても物語的においしくなさそうだしね。あ、グリュンネ少佐お早い現場復帰おめでとうございます。胃痛の日々はまだまだ続きそうでご愁傷様です。