テスタメントシュピーゲル3 下 (角川スニーカー文庫)

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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041051818

作品紹介・あらすじ

「あたし達は大丈夫だ!真っ直ぐに行くぞ!」
涼月(スズツキ)の咆哮を合図に、憲兵大隊(MPB)+公安高機動(MSS)隊の特甲児童達は戦火の街・ミリオポリスを駆け抜ける。都市を壊滅の危機に陥れた主犯格+特甲猟兵達をひとり残らず倒すべく、善きつながりの感覚とともに最終決戦に臨む少女達。やがて迎える終極で、それぞれの背負った因縁にも決着のときが訪れる――。6人の機械化少女と、ともに戦った数多の戦士達の物語、ついに感動のフィナーレ!!

感想・レビュー・書評

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  • 読み切った。激しかった戦闘が嘘のような穏やかなエンディング。少し余韻を残している感じがいい。物語の中ではびっくりするほど時間が経過していませんが、何とも長いお話でした。
    女の子が装甲をまとって戦う。この上なくラノベ的シチュエーションなんだけど、この情報量はまったくラノベじゃないと思います。

  • シリーズ完結。オレインから始まったシリーズ全体の完結。
    感慨深いものがある。
    作中の時間が2016年というのが時代を感じさせる。
    現実のほうが越えちゃったけど技術は作中ほどではない、と
    よくある話。

  • prosit 祝・完結!

    陽炎/ミハエルとのその後はどうなったのか。

    鳳/記憶が戻って良かった

    乙/刀での戦闘シーンに惹き込まれる。小隊長としての今後が気になる

  • 無事読了。私は刊行ペースが遅すぎて、げっそりした口だが、シュピーゲルシリーズをこれから読むなら、待たされずに一気にいけるので幸せ。始まった頃は最後のジュブナイルと銘打っていたが、本当に最後になるのかな。言い訳しながら大人の事情でまた書いたりしそう。
    ストーリーとしては落ち着くべきところに落ち着いて、悪の一味は一網打尽でめでたしめでたし。最後の方は戦闘に次ぐ戦闘でやや食傷気味。

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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