入り婿侍商い帖 出仕秘命(三) (9) (角川文庫)

  • KADOKAWA
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041051870

作品紹介・あらすじ

崩落した永代橋の架け直しが幕府費用で行われることになった。総工費三万五千両を超す大事業だが、勘定奉行の大久保が工事で私腹を肥やそうとしている疑いがあることを角次郎らはつかむ。不正を暴くことができるか?

感想・レビュー・書評

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  • 2022.10.30

  • 「兄ちゃん」

  • 仇討ちが終わり、商人に戻るのですね。

  • 兄の仇をとる角次郎の活躍。
    今回も、面白い組み立て。

  • 第九弾(3-3)
    遂に最終場面へ、大目付の用人が裏切り者、奇しくも永代橋架け替えにまたまた悪の策謀が、自らの出世のため賄賂を得るための悪事は終わらない
    ある暗殺事件から背後を、そして殺された棟梁の娘と律義に成長した直吉との恋は?付け足し?
    大目付の手助けは今後も行うことを条件に元の大黒屋主に

  • 入り婿侍シリーズ本出仕秘命3作目~♪
    入り婿侍シリーズ本では、9作品目~完結しました。
    桜が満開となる移り変わりと仇討の成行きをパラレルに、主人公角次郎が兄一家の仇討を遂げました。
    今までは、これでもかという程邪魔ばかりされていた主人公、今回はスムーズでした。
    時代小説は安心して愉しめます^^

  • 2016年3月角川文庫刊。書下ろし。出仕秘命シリーズで3作目にして完結編。シリーズ全体で始まってから3年で、9作目。どうなるのかと夢中で、頁を繰りました。皆の協力で、大団円となり、良かったです。

  • 千野隆司さん「出仕秘命(三)」入り婿侍商い帖シリーズ№9、2017.3発行。武家として、商人として、そして何より人間として立派な五月女角次郎とその妻お万季を中心とした物語。兄久太郎の仇も打ち、一家団欒、晴れてこのシリーズの完結でしょうか~!

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著者プロフィール

1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年、『夜の道行』で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から“第二の藤沢周平”と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。他の主なシリーズに「おれは一万石」「出世侍」など。

「2023年 『新・入り婿侍商い帖 お波津の婿(三)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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