薫風ただなか

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 75
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041051931

作品紹介・あらすじ

江戸時代後期、十五万石を超える富裕な石久藩。鳥羽新吾は上士の息子でありながら、母の反対を押し切って藩学から庶民も通う郷校「薫風館」に転学する。藩校は家格で全ての順列が決まる、陰湿で息苦しい場所だった。そこで、身も心も深く傷つけられた新吾は、自由な校風の薫風館で親友の弘太郎や栄太らと出会い、真の学びを得て救済されたのだ。ある日、妾宅で暮らす父が久しぶりに帰宅する。人払いをした父は新吾に驚くべき指示を出す。「間者となり薫風館を探れ」 と――。困惑する新吾。「あの場所でいったい、何が起こっているのだ」若き剣士たちの命を懸けた節義を描く、時代小説の新しい風!

感想・レビュー・書評

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  • なんか・・どうだった?ってきかれたらコメントに困るな。
    そんな感じ。

  • 最後の展開が早すぎる

  • 身分の差なく学べる幸せ、それを皆享受してるかなぁ?

  • お家騒動、陰謀、暗殺
    諸々の謎の回答はまったくない。
    中心は主人公とその友達の生活。いっそ清々しい。

  • 高校野球の試合から突然時代が遡る。薫風館高校がてきた時代へと。藩校を辞めて薫風館に入った主人公の鳥羽真吾。
    魅力的な登場人物
    間宮、栄太、瀬島、父 兵馬之介、母 依子

  • 時代を江戸に変えた学園もの,と思いきやお家騒動の余波どころか真っ向から波をかぶる事態.新吾,弘太郎,栄太の友情が素晴らしい.ただ結局お家騒動の謎が分からずじまいだったのはがっかりだし,プロローグ,エピローグがこれいるの?という感じだった.

  • 江戸の後期から藩校 薫風館に学び通う少年たち。

    ホント、つくづくと、今の時代に生まれて良かったと、思う。
    我母の家は、48代も続く氏族であり、役職もあったので、この時代に、この長き世代まで続いたことに、感心をする。
    士族でも身分の差の確執で、今と同様にいじめがあり、又、不都合があれば、自分に非が、無くても、腹を切らねばならなかったとは、、、

    若き剣士たちの節義も命を賭けて、未来へと続いてきたのだと、、、

    しかし、最初の甲子園の試合は、必要なのか、、、
    最後にエピローグで、江戸時代から、現代ヘワープするのだが、、、

    江戸時代の若者と、現代の若者とのつながりが、もう一つ 足りないような気がした。

  • 2017年9月西宮図書館

  • 筆者の時代小説は好きなので、期待していたのだが、タイトルのようにサラ~と風が吹いていくように軽いものだった。

    巻頭の甲子園のインタビューの際、前身の藩校の時代に何かがあったかのようなフリがあったが、あれは必要だったのだろうか? というか、甲子園云々はなくても良かったのではないか。あれがあることで、肝心の藩校時代が引っ張られてしまい残念。

  • 江戸時代後期、十五万石を超える富裕な石久藩。鳥羽新吾は上士の息子でありながら、母の反対を押し切って藩学から庶民も通う郷校「薫風館」に転学する。藩校は家格で全ての順列が決まる、陰湿で息苦しい場所だった。そこで、身も心も深く傷つけられた新吾は、自由な校風の薫風館で親友の弘太郎や栄太らと出会い、真の学びを得て救済されたのだ。ある日、妾宅で暮らす父が久しぶりに帰宅する。人払いをした父は新吾に驚くべき指示を出す。「間者となり薫風館を探れ」 と――。困惑する新吾。「あの場所でいったい、何が起こっているのだ」若き剣士たちの命を懸けた節義を描く、時代小説の新しい風!

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著者プロフィール

あさの あつこ
1954年生まれの小説家、児童文学作家。岡山県英田郡美作町(現:美作市)湯郷出身。幼少の頃から本に親しみ、中学の頃から創作日記をつけはじめ、中学2、3年生の頃から作家を志す。青山学院大学文学部入学後、児童文学サークルに入り活動。卒業後小学校の臨時教諭を2年間務め、結婚。日本同人協会「季節風」同人となり、そこに連載した『ほたる館物語』で作家デビュー。
代表作に、1996年から執筆を続ける『バッテリー』。97年野間児童文芸賞受賞、99年『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリー』全6巻で小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。シリーズ1000万部超の大ベストセラーとなり、映画化・アニメ化された。

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