仇討 下っ引夏兵衛捕物控 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041051979

作品紹介・あらすじ

夏兵衛の想い人・郁江が、仇と刺し違えて亡くなった。黒幕捜しに奔走した夏兵衛は、裏で糸を引いているのが、御三卿の一つ田安家の実権を握っていると言われる男と突き止めるが――。人情味あふれる捕物小説。

感想・レビュー・書評

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  • 講談社からこのシリーズ3巻が出てから、途絶えてしまった。角川文庫から復刊され、4巻目のこの完結編が刊行。

    天賦の才能があると思われる泥棒、夏兵衛は友人豪之助の父親である名岡っ引き、伊造に追われている。
    悪名高い金持ちしか狙わず、人も殺さずやってのける。
    そしてネズミが嫌い。。。
    伊造は、夏兵衛を鼠嫌い小僧と名付けている。

    そして知り合うことになると、夏兵衛はその身軽さや探索の手腕を買われ手伝うことに。。。

    と、このシリーズを通して夏兵衛は生きる意味を再び得てゆくのだ。成長の物語ともいえる。

  • 終わり方が良い
    コンパトにテーマを絞ってシリーズ終了
    でも、続編はあるだろうな

  • 2016年12月角川文庫刊。書下ろし。シリーズ4作め。3年ぶりの完結編。大団円なんですが、さて、はたして、大変な前巻から続いて、うまく仕舞えたか?というと、割りきれないところもあったりして、ちょっと悩ましいです。

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著者プロフィール

鹿児島大学理学部教授

「2008年 『攪乱と遷移の自然史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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