櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡 (角川文庫)
- KADOKAWA (2017年3月25日発売)
本棚登録 : 800人
感想 : 38件
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041052020
作品紹介・あらすじ
行き先も告げず、櫻子さんが消えた…。正太郎は担任の磯崎と、櫻子の親戚の薔子と共に、櫻子さんの足跡を辿り始める。誰も居ない櫻子の屋敷を経て、層雲峡の温泉地へ向った正太郎たちが見たものは……。
みんなの感想まとめ
物語は、行方不明の櫻子さんを追い求める正太郎の成長と葛藤を描いています。正義に邁進する正太郎の姿には、危うさが漂い、彼の将来に対する不安が読者を引きつけます。櫻子の存在は、彼にとってのストッパーであり...
感想・レビュー・書評
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正太郎は、悪い方に成長している気がする。将来の道も考え直して、盲目に正義に邁進する様子は危なっかしくて、いつか、今回の人達のように道を大きく間違えるのではないかとすら感じる。櫻子さんは少し立場を変え、ストッパーになっていたと思う。あと、花房との決着はいつ着くんですかね? 話が展開しなさすぎですよー。
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姿を消した櫻子とばあやに、正義の為の、でも折ることの出来ない監禁と私刑。メインの後者が錯綜して寄り添えなかった。花房側になりそうな櫻子という舘脇の不安がわからず、櫻子の特殊さを違和感なく受け入れてしまう。むしろ舘脇の善悪の基準や頑なさに馴染めない。野次馬の悪意も人ってそんなにそんな人ばかりかなあ。
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前作に引き続き行方の分からない櫻子さん。どうなるのかソワソワした。第弐骨は難しい話だった。フィクションだけど、実際に似た事件が起こっているかもしれないし、それが善か悪か分からないし、とにかくこの話は難しかった。
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良いよ、良いよー。
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不在に対する不安。これは漠然とダメージを蓄積してきます。見えない部分に募る不安。不安な状況での想像はどんどんと悪い方へ。と言うような危うい状況というのを描き、読者にもこの不安定さを際立たせ、さらに次のお話では重めの良くないことの連鎖をみせてくる。すっかりこちら側は、不安定さと言うか、危うさってのが増幅していきます。クライマックスにむけて、揺さぶってきますね。
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元々不穏な空気がつきまとうシリーズだけど、今回はそれに加えて事件そのものがとても憂鬱。実際あの3人と同じ経験をしたら、きっと自分の無力さや事件の理不尽さに、毎日苦しむだろうなと思う。
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このシリーズでこういった社会的なテーマを取り扱うと思っていなかったアプローチの話があり、今巻は面白かった。
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「正義とはなんだろう」と深く考えさせられた。東池袋暴走死傷事故の初公判が数日前にあったので、余計に感じたのかもしれない。
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行方の分からない櫻子さんと梅さんを探す正太郎、その過程で死体を発見。いく先々で死体を見つけて、コナンかお前は。秀翔くんのいい子すぎて・・・、あんなクズに親を奪われてしまって。だからこそ他の人が彼に対して申し訳なさを感じるのね。この話の裏テーマは裁判員裁判だったのね。判決の結果を背負い続けるのは重いよ。
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「蝶の足跡」
彼女を追って言った先には。
闇雲に探し回っても意図があり移動してる彼女たちを見つける事は出来ないだろうが、少しずつ近付いているようで遠ざかっているようにも感じるな。
彼が止めたくなる気持ちも分からなくはないが、ずっと彼女の傍で死に触れてきた彼だからこそ選んだ道なのかもしれないな。
「灰色の追行」
自分たちで行った私刑判決。
あの場に居た彼と彼女以外の人間には自分たちなりの正義があったのは確かだが、結果的に一線を超えて彼等と同じになってしまったのだよな。
残された遺族に対して誰が頭を下げようが亡くなった者が戻ることはないのだから、余りにも執拗いと自分を戒める為に利用されているようで不快な気持ちになりそうだな。 -
11作目。 うらぶれた廃墟で二人の。。。ドキドキしたけど、正太郎は冷静で、そして、なにより(^^) 裁判員制度が生み出した悪夢。何が正しくて何が正しくないか。私が高校生の頃はそんなことを考えもしなかったよ。 生活が人を大人にするのね。 さてさて、ルールとは!?次も読まなきゃって思わせぶりだわ。
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足音が着実に聞こえてくる。
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櫻子さん失踪でちょっと心配したものの無事何事もなく良かった。。。危うく最終回ばりの、まさかの花房が櫻子さんオチかと思った、、、あードキドキした、、、、笑笑
あとは正太郎が少しづつ大人びてきているのが成長を感じさせます。
いっぱしの男らしくなってきた正太郎のその後もうっすら見え始め、正太郎まさかの将来そっち系!?そして、正太郎、死体に慣れすぎじゃね。っていう。
フィクションですから文句はありませんが、アニメばりの大胆さです。
警察より死体に強い高校生。笑笑
コナン顔負けです。 -
櫻子さんシリーズの第11巻。この巻では、裁判員で知り合った善意の人々による正義(?)の犯罪について描かれた。しかし正太郎くんの行くところ、色々な事件に巻き込まれるものである。今回は花房がちょっと絡んでいる感じ。
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著者プロフィール
太田紫織の作品
