札幌アンダーソング 間奏曲 (1) (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041052051

作品紹介・あらすじ

北海道警に届いた謎の手紙。そこには「3つの巨大な雪堆積場のうち一つに死体を埋めた」とあった。奇妙な事件の発生に、駆け出し刑事の仲野久は相棒の根来先輩と、美貌の天才少年・春くんに再び協力を頼むけれど!?

感想・レビュー・書評

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  • 偶然にも 超タイムリーに
    物語と同じ季節に読んだので、

    地元 札幌の景色だけでなく
    季節の空気も感じながら
    本の世界を楽しむことができた。

    我が家のご近所に
    登場人物のアパートが!(笑)

    文庫が出たら 続編も読みます!

  • 202101/全3巻まとめて。バンドワゴンシリーズ等、好きな作品もあるけど、これは私にはあわなかった。

  • 最終巻にて

  • 前作からだいぶ間を空けてしまったのであまり覚えてないがおおむね面白く読めた。しかし事件があるのでミステリのロジックを期待してしまうと物足りない。どこまでも机上でマウント取り合いのせめぎ合いなんだなぁ。相手はすごいのでこうきてこうきてこうくるよ、でもこっちはそれ見越してさらに上いくよ、ていうのの繰り返しで、ちょっと辟易。雪の少ない土地に住んでるので、雪捨て場のことは新鮮だった。変態さん達はオブラートに包まれててその辺も物足りない。

  • 北海道の地を楽しめる作品

  • 「大きな雪堆積場の3つのうちのひとつに男性の死体を埋めた」若手刑事の仲野久が勤める北海道警に謎の手紙が届いた。捜査のため、久は無駄に色男な先輩刑事・根来と、被害者とされる男性の家族に会いに行く。その家の娘に何らかの「背徳の匂い」を感じ取った根来は、天才にして変態の専門家である美少年・志村春に相談することに。どうやら事件には犯罪の怪物・山森が絡んでいるようだが…。

  • 小路作品にしては珍しく根っからの悪人らしき人が登場する物語。
    間奏曲と名付けるだけあって事件も結末も中途半端でしたが、なぜこれが必要だったのかが自作で明らかになることを期待します。

  • 前作よりも事件も内容もあいまいな感じで若干消化不良。
    どうやって落としていくのかなぁ。

  • 明治初年からの暗部(アンダーソング)の歴史。それにしては犯罪がこまい。もっと大々的な動きを期待したい。

  • 前作読んでからしばらく間を開けてしまったので、作品設定を思い出すのにちょっと苦労した。
    この巻自体は、本当に場繋ぎというか、伏線はるための1冊のようで、こっからどう展開していくのか、乞うご期待という感じ。

    ☆3つは、その期待も込めてやや甘め。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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