青くて痛くて脆い

  • KADOKAWA (2018年3月2日発売)
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本 ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784041052068

作品紹介・あらすじ

人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学1年の春、僕は秋好寿乃に出会った。
空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いていて、けれど誰よりも純粋だった彼女。秋好の理想と情熱に感化され、僕たちは二人で「モアイ」という秘密結社を結成した。
それから3年。あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。僕の心には、彼女がついた嘘が棘のように刺さっていた。

「僕が、秋好が残した嘘を、本当に変える」
それは僕にとって、世間への叛逆を意味していた――。

青春の煌めきと残酷さを痛烈に描ききった、著者渾身の新境地!

感想・レビュー・書評

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  •  冒頭では、「きみの膵臓を食べたい」かのような爽やかな雰囲気が漂っていました。しかし、その後直ぐに変化が訪れます。そして楓から全てを奪った巨大組織との戦いが始まり、熱い雰囲気となりました。その少年漫画のような熱い戦いが語られていく中で違和感を感じ、最後は登場人物の痛くて脆い部分が剥き出しになります。  
     本書は涙がでる感動は少ないように感じましたが、鳥肌が立つ衝撃はとても多かったように感じます。  
     終盤には楓とモアイの黒幕との抗争シーンがあるのですが、このシーンは正直みていられないほど残酷なものでした。しかし、その残酷なシーンはバットエンドの伏線では無く、楓がしっかり後悔をし、成長するための伏線であるということに繋がる様は本書の価値であると感じました。  
     大学4年生という大人になり切れていない大人だからこそ犯してしまう後悔、そしてその後悔を受け入れる難しさと受け入れた時に獲れるものはとても大切なのだと学びました。  

     本書は高校生大学生にお勧めできるのは間違い無いのですが、社会人の方でも青くて痛くて脆かったあの頃の自分と今の自分を照らし合わせながら読むのも楽しいかと思いますので、ぜひ大人になった方々にも読んで頂きたいと感じました。

  • 人に不用意に近づき過ぎない事を信条にしていた大学一年の春、
    僕は秋好寿乃に出会った。
    空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いていて、
    けれども誰よりも純粋だった彼女。
    秋吉の理想と情熱に感化され、僕たちは二人で「モアイ」という
    秘密結社を結成した。
    それから3年。あのとき将来の夢を語り合った秋吉はもういない。
    ボクの心には、彼女がついた嘘が棘のように刺さっていた。

    僕が、秋好が残した嘘を本当に変える。
    それは僕にとって、世間への叛逆を意味していたーー。


    田畑楓の大学入学時の人生のテーマは「人に不用意に近付き過ぎない事」
    そんな楓が講義中に自らの理想を語り、質問を繰り返し、周囲から浮いてる
    秋好寿乃と出会い「モアイ」という二人だけの秘密結社を結成した。
    秋好の大学入学時に掲げた信念は「四年間でなりたい自分になること」
    しかし、モアイにも人が集まり始め…二人の関係も…。

    読み始めから楓の一人語りで始まりました。
    楓の自分ルール…あまり人間に近づき過ぎないようする事。
    誰かの意見を真っ向から否定しないように気を付けている事。
    それを守れば、誰かを嫌な気分にしてしまうことを減らせて
    結果的に自分を守る事にもなるって考え。
    人を観察?して思った事を口にせず心で見下して?分析して?
    それなのに当たり障りのない言葉を選ぶ…etc.
    今の大学生は皆こうなのか…?
    こうでなきゃ生きられないんだろうか…?
    凄く嫌で嫌で…何が嫌かって文章も楓も何もかも…_s(・`ヘ´・;)ゞ..
    何度読むのをやめようと思った事か…半分読むのに何日かかった事か…。
    でも読むのを止めなくって良かったです(*'-'*)エヘヘ

    住野さんらしいあれって思わされる騙されたってのがあったし、
    前半平坦で退屈だった物語がラスト一気にパワーアップ
    終わり方が良かったです(*˙︶˙*)☆

    本当にタイトル通り青くて痛くて脆いお話でした。

  • ひとりぼっちの大学生2人が「世界を変える」という大きな理想を掲げてサークル『モアイ』を設立する。その数年後、サークルから抜けていた主人公がある理由で『モアイ』を壊していく話。

    自分が正しいと思っている青さ、独りよがりの痛さ、傷つきやすい脆さ。全編通してタイトルの意味を感じさせる物語。
    恥をかいても傷ついても怖くても、逃げずに真剣に向き合うことが大切。それを乗り越えていくのが大人になるということ。その痛々しい青春を垣間見れて良かった。

  • 大学時代のまさに青くて痛くて脆い追憶が私には良く刺さってきました(笑) はるかに昔の我が大学時代には恥ずかしながら こんなに自分を見つめることが無かったので半ば羨ましく半ば残念にも感じながら結構真剣に読みましたよ。今どきの大学生の生態を知りつつ、とりわけ後半の展開には没入しながら読み終わりました。これほど面白いと感じるのは自分はちっとも成長していないんだとも実感しながら読了。良かったです。

  • モアイというサークルを巡って対立する、主人公とその友人との関係を描いたストーリー。すごく読みやすい話で、中盤以降は一気に読んでしまったのだが、何度か主人公のこれじゃない感に立ち止まり疑問に思った。自分のやることが全て正しいと思い込み、まわりの友達も巻き込んで大切な友人を傷つけてしまい、和解もなく後悔だけが残り終わってしまった。「人は人を間に合わせに使う」。そんな対人関係をよく思わない主人公だが、友人を振り回しておいて、それっきり希薄になった友人との関係はどう修復したのだろう。サークルを支えていた友人の努力を知ろうとせず、自分の感情だけでそのサークルを潰してしまった主人公の後悔が最後に書かれているのが良かった。最後まで読むと、この本のタイトルにも納得です。

  • 大学生の話。そこに流れる空気感がとてもリアルで、大学時代の自分やキャンパスの風景が思い起こされた。

    「人を傷つけること」について考えさせるストーリーだった。
    信頼し仲良くしていた友人が、自分だけを見なくなり、次第に変化したことに対して面白く思わなかった楓。その友人と大切にしていたものを壊してしまい、結果自分の本心を知り後悔し「傷ついたから、傷つけていいなんて、はずがないのに」という気付きを得るまで。
    感情の描写が非常に丁寧で、特に秋好と楓の言い合いのシーンでは若さのエネルギーがびしびし伝わって来た。

    SNS時代のネットでの誹謗中傷への警鐘のようなものも感じた。

  • 本作を読んで、これはデジャブなのかと思ったのはわたしだけだでしょうか…?
    楓や秋好の様な体験をしたことがあるという人は居ますか?
    わたしだけなんじゃなないのかなぁと凄く不安です。
    居たら教えて頂きたいです、DMでも構いません。
    お話を伺いたいです。

    何かを作ろうと志した。
    二人で始めたのに気がついたら一人だった。

    残された方の立場にも、その場から立ち去った立場にも、どちらにもなったことがあります。

    秋好と楓の様に。
    だから読んでいて涙が止まらなかったです。

    傷つけてやろうなんて思っていなくて
    ただわかって欲しくて
    相手のことなんて考えていなくて
    相手を傷つけて…

    はたまた、どうしてこの場から去っていったのかわからなくて
    何度も引き止めたり、理由を訊こうとしたけれど、相手にして貰えなくて
    虚しくて、辛くて…
    この場にあなたが居てくれたらどんなに良かったのになんて思ったりして

    自分の気持ちを素直に表現出来なくて歯痒い…

    あの気持ちを

    あの痛みを

    ほんの少し傷付いただけで怯む脆さを

    こうして文章として書き上げ小説にした佐野よるさんは本当に凄いです!!

    自分が思うこと

    相手が思うこと

    やっぱり、勇気をだして訊かないと、伝えないと

    人間はすれ違ってしまう

    でも、その歪みから拡がった「距離」を

    「誤解」を

    何よりも大切な人(相手)を取り戻せるかどうかは、その人次第。

    大人になるほど一度ダメになった関係を修復するのは難しい。

    だから、そっとするのもありだし

    取り戻しにいくのもありだと思う

    人間関係って繊細ですね。

    素晴らしい作品でした✨

    今のところ今年1です!


  • 学生が二人で作ったサークルが巨大化して、就職活動サークルになってしまう。そのサークルを出て、破壊しようとする学生の姿を描く。それが社会人まで巻き込む本格的なものになって、大学当局ものりだして。。。この夏、吉沢亮君で映画化される。
    僕はこの物語の題名がどこから来たのか良く分らなかった。青いとか、痛いとか、脆いと思わせるところは感じなかた。
     住野さんの作品はキミスイ、同じ夢をみた、よるの化け物を読んだが男性は弱気なタイプが多かった気がする。それが、今回は、一転して、自分の作ったサークルを破壊あるは弱体化させようとする。攻撃的なスタンスだ。友人の董介は途中で抜けていく。でも、結局は最初の二人。秋好と田端は出会わせて話しをする。田端の気持は彼女には伝わらない。逆に反撃されてしまう。だが、彼も致命的なインパクトを受けたが秋好も同じだった。
     僕も学生時代に大学の先輩たちが作ったサークルが宗教法人にした団体にいた。学生のすることをOBOGが支援する体制を取っている。モアイがやけにリアルに感じた。でも個人主義的な、ある意味ぽんチャンや川原さんのような人を惹きつけるものが何なのかが、作品の中で強く描かれていない気がする。今でも、学生時代を僕のいたサークルで活動した人は多い。大人たちと距離を置いて、自分たちで考え支え合うのが学生時代の訓練なんだろう。住野さんは若い時代の人を描くのが上手い。彼らを通して社会の一部を語っているような気がします。

  • 住野さんも何作目かなぁ。
    今回は大学生です。

    2人で作った集まり{モアイ」があれよあれよ言う間に大きくなって
    居づらくなってやめてしまった楓くん。

    この楓くんが、恨みます。
    一緒に始めた子を。
    いや、一緒に始めたってより誘われただけなんだけどね。
    静かに火を燃やしながら恨みます。

    辞めてから2年半たって、就職決まって、
    潰しにかかります、この「モアイ」を。

    痛いより怖い。

    楓が怖い。
    ナイフよりも鋭利な見えない刃物で人を傷つける。
    ストーリーより何より、楓が怖い。

    最後に反省して、成長したってことになるらしいけれど
    いやいや、怖いし。
    その、なんていうの?
    意識高い系っていうの?
    もう、独りよがりで怖いんですけど。
    意識の高い人に失礼よ!!!

    んー、ちょっともう、おばさんはついていけないかなぁ。
    という感じです。

    モ:脆くて
    ア:青くて
    イ:痛い
    だそうです。

    上手いのか?これは上手いのか?
    わからん。
    個人的には「青くて、痛くて、恐ろしい」だったよ。

  • 大学生の男女が作ったサークルが大きくなり、いつの間にか道を違えてしまうお話

    彼女は、皆がなりたい自分になることを目指して
    企業に名簿を流すという間違ったことをしてしまう

    主人公は彼女が変わってしまったと距離を置き、元に戻そうとしたら全て壊してしまった


    最初女の子は亡くなってしまったのかなと読んでいたが、サークル立ち上げ時とは違う名前で呼ばれるようになり『別の人』と映っているだけだった。

    人を傷つけること・人に傷つけられることで変わっていく心の中が描かれていて、自分自身の生活の中で言語化しづらい葛藤みたいなものを表現してくれていて自分の気持ちの整理もできる作品だと思う。

  • 青くて痛くて脆い。主人公のことですね。途中まで共感もできなくて、読むのが苦痛でしたが、ラストの方で自らの愚かさ(?)に気づいたあたり、言葉を駆使して主人公の気持ちを説明するあたりが、よんでいてやっとスッとしました。

  • 理想論を堂々とぶちまける、秋好のイタさとか。
    だれにも一定の距離を保つ、田端のスタンスとか。
    それぞれの大学生の、繊細な心中がこまやか。

    理想をもって始めた秘密結社〈モアイ〉の行く末と、ふたりのすれ違い。
    タイトル通り、まさに青くて痛くて脆い青春小説。
    ほろ苦かった。

  • きみスイから久々の作者だが、何百と読んでくると作品そのものが青くて痛くて脆いと感じる。
    これは現在の学生があまりに未熟過ぎるから余計にそう思うからかも知れないほどに登場人物が幼く感じる、それだけリアリティなんだろうなあ
    全体に浅い作りなのは全集共通で、そろそろ一枚皮を破って欲しいと願う

  • 1度読み始めたら止まらなかった。私自身が大学生であるのもあるが、この本には読者を夢中にする要素が沢山詰まっている。
    いわゆる青春とは乖離した意外性のあるストーリーや、至るところに散りばめられた美しい表現。著者の作品を読んでのはこれで4冊目になるが、期待通りの良作であった。
    一方で、本作は好き嫌いが別れる作品でもあろう。
    登場人物に親近感を感じにくいからだ。彼らの心情は鮮明に伝わってくるが、正直自分の思考回路とはかけ離れていた。主人公の男女2人がいわゆる悪い性格の持ち主だということは、著者の主著「キミスイ」と大きく異なる点だろう。
    逆に大学生活のリアルを描き出しているとも言えるが、終盤の罵倒し合うシーンなど、その分読んでいて良い気がしない箇所が多い。
    しかし、これらの点を差し引いても、「新しい青春小説の形」であると十分評価することができるだろう。

  • 平凡な生活を望む男子大学生と、周りから見ると青々しく痛い女子大学生の話。
    2人の出会いと別れが少し切なく描かれています。
    出会ったことによって、互いの大学生活が変わり、人の感情の変化や嫉妬心などが読み取れます。
    2人は自分の過ちを理解し、これからの人生に生かせたのかな。

  • これほど若いことが気持ち悪いことだったんだと思えた本ナンバーワン。まさに「青くて痛くて脆い」。最近の大学生皆がこんなに痛いはずはないと思うけど、でも夢に向かってとか、あるべきなりたい自分であるとか、他人の幸せのためであるとか、誰も傷つけたくないであるとか。なんと自分大好きなことだろう。最近、ウォーキングデッド観てるせいか、こういうキャラのやつ一番最初に死ぬ。間違いない。気持ち悪すぎて逆に完読。


  • 心に刺さりそうなんだけどちょっと浅い。題材が自分よりだいぶ年下の大学生だからかな、青臭く思えてしまって、共感とまではいけなかった。

    誰かを傷つける理由が、自分が傷ついたからでいいわけないし、主人公の田端楓がなぜそんな簡単な初歩的なことに気付けなかったのか。モアイと戦うことから董介が手を引いたのは、楓が理想を追うことに意地になったためにモアイを潰すことが目的になり、最初に手を組んだ時の感情とずれが生じたんじゃないかなぁ、と思う。楓は当事者だったから視野が狭くなってしまった。

    後半にいくにつれて、楓自身の方が痛いヤツだった。出会った頃は秋好のことを痛いと思ってたくせに皮肉なもんだね。

  • 大学生の田端楓くんと秋好寿乃さんの2人で結成した
    理想を追いかけるサークル、「モアイ」。
    でも、そのモアイは月日が経ち、就職活動斡旋サークル的に
    なり、田端くんとしては納得がいかん!!
    だから、もとのモアイに戻すべく、奮闘する話。

    読んでて、なんだか痒かったー笑
    秋吉が授業最中に「質問してもいいですか?」と言い
    質問でもない自分の意見を言う所とか、
    田端くんが結成当時のモアイに恋い焦がれてる所とか…。
    タイトル通りに、「青くて痛くて脆い」って感じだった。

    どの登場人物にも感情移入できず、
    たんたんと話を読んでしまった。
    自分がもう少し若かったら、違う気持ちになれたかなぁー。

    • shintak5555さん
      未読の作品です。
      でも、どうしても感情移入できないという感覚!めっちゃわかります。
      なんでそうなる! という感じでイライラするんですよね...
      未読の作品です。
      でも、どうしても感情移入できないという感覚!めっちゃわかります。
      なんでそうなる! という感じでイライラするんですよね。笑
      だって、読者も人間だから好き嫌いあるし。笑
      2021/12/31
  • ザ「清純小説」で、面白かったです

    冷静に読んでいれば中盤でリーダーや行き着く先が分かってしまいます
    「どう始末をつけるの?」と思いつつ読み進めると、案の定の本音じゃなくても勢いで口にしてしまう醜いやり合い、しかし、その後痛い主人公が自分の痛さに気付く件が良いですね

    周りの人間たちが、それぞれの痛さを持っているのも良いです
    終盤、なにもかもを描かず、読者に想像させる余地を持たせているのもうまいですね

  • モアイ討伐作戦が終わってからの、最後の数ページでとても救われた。
    自分にも楓と同じように、誰かにしてきたことに対する後悔がある。この後悔をどうすればいいのか答えをずっと探しているけど、とりあえずちゃんと傷ついて、これからはせめて人に対して誠実であろうとするしかない。同じようなことは考えていたけど、こんな風に小説に書いてもらって、そう信じていこうと思えた。
    バッドエンドと思いきや、今までにないほどに読後感が良い小説だった。

    「いいんすよ、駄目な部分補うのは誰かに任せれば。」

    「僕は、ずっとあそこにいたかったんです。」
    そうだ。それだけだ。それだけだった。
    それだけのことを、秋好に言えなかった。
    言えていたら。間に合ったかもしれないのに。
    2年前、1年前、1ヵ月前だってよかった。手遅れなんかじゃなかった。

    もしも、情けなかったとして、恥ずかしかったとして、その思い込みを踏み越える歩幅を持てなかったことの方が、よっぽど自分を惨めにするのに。
    自分の弱さを飲み込むというのが、どういうことか。

    「僕は今でも、後悔しています。偉そうに聞こえてしまうかもしれませんが、その後悔に気がつくことができてよかったとは思っています。誰かを傷つけたんだ、と言う後悔が、今でも自分の中に根付いて、できる範囲でですが、人に対して誠実であろうという自分を作ってくれています。誠実であろうと、思うことができています。」

    「もう二度と、あんなことをしたくない、大切な人を傷つけたくないと思ったことが、仕事においても日常生活においても、僕に大きな影響与えた学生生活の中での出来事です。僕もまた少しずつですが、大切な人たちを傷つけない、居場所のような人間になれたらと、気恥ずかしい言い方になるんですが、思っています。」

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著者プロフィール

高校時代より執筆活動を開始。デビュー作『君の膵臓をたべたい』がベストセラーとなり、2016年の本屋大賞第二位にランクイン。他の著書に『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』『か「」く「」し「」ご「」と「』『青くて痛くて脆い』『この気持ちもいつか忘れる』『腹を割ったら血が出るだけさ』がある。カニカマが好き。

「2023年 『麦本三歩の好きなもの 第二集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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