平安時代にタイムスリップしたら紫式部になってしまったようです (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA (2016年12月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041052440
作品紹介・あらすじ
ここは乙女ゲームの世界ですか? いいえ、現実です! 京都に修学旅行中、突然平安時代にタイムスリップした女子高生・香子。イケメン貴族に助けられた恩返しに、中宮様へ献上する物語作りを手伝うことになった香子は、持ち前の妄想力でアイデアを出しまくる。しかし出来上がっていく話が『源氏物語』と似ていることに気がついて……? もしかして、私が"紫式部"になるの? 現代×平安、時間を超えたラブファンタジー開幕!!
感想・レビュー・書評
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修学旅行中に見知らぬところに。そこは実は平安時代。という話。まさかと思うような事だし、絶望してもおかしくない状況なのに、雰囲気は明るい。香子の性格かもしれないし、いい人たちに出会えたからかもしれないけれど、その明るさのおかげで楽しなった。嫌味を言われたときに気を悪くするのではなく、何か出来ることを探す。そんな香子を応援したくなった。
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全体的に浅い印象。拾われて物語作りを手伝う流れも強引で、ご都合主義すぎる感じ。主人公ももうちょっと頭を使える子だと良かったな。
結末部分もぶった切れてるみたいなので、もう少し丁寧だと嬉しい。 -
設定はまあまあおもしろかった。カクヨムより糖度アップ?らしいけどそれほど感じなかった。
起承転結の転にあたる部分はできればイラストで解説ほしかった。
生活ががらっとかわるあたりのギャップはファンタジーで埋めすぎてたかなあ。
1話ずつが、本で読むと、すこし短かった。 -
修学旅行で十二単変身コースをしたら
階段から転んでタイムスリップしてしまった。
確かに、気が付けば道端、は、親切に拾われなければ
身ぐるみはがされて売り飛ばされる運命です。
食住は保障されたものの、無駄飯ぐらい、と言われ
奮闘する姿に、頑張れ! と思ってしまいます。
さすがにあの屋敷の現状を知っているのに
動かなかったらはたき倒すかと。
言われてみれば、あの物語は妄想が詰まっています。
が、同時に慰めるものになるとは…。
不可読みせねばならない状態が、非常に面倒です。
『あ』を取っても何文字もある、とは知ってましたが
これを憶えるとなると、辛い以外の何物でもない状態。
恋をすると、原動力が違うものです。
とはいえ、これ今回を見送ったわけですが
次回はどうするのでしょう?