うさぎ強盗には死んでもらう (1) (角川スニーカー文庫)

  • KADOKAWA (2016年12月24日発売)
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本 ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784041052457

作品紹介・あらすじ

【第1回カクヨムWeb小説コンテスト《ミステリー部門》大賞受賞作】

京都左京区のマンション。空き巣に入った泥棒カップルは、痴話ゲンカ真っ最中だった。
その向かいのオフィスビル屋上。青年は潜入した人身売買組織に、殺人を強要されていた。
悪鬼蔓延る上海の外灘地区。最強の殺し屋は、今まさに亡き師匠の敵を追い詰めていた。
そこから1200kmの広東省。田舎町のパブで、かつて少年は23回目のチェックメイトを宣言した。
――伝説の賭博師“うさぎ強盗”が彼らの物語を繋ぐとき、驚愕のエンディングが訪れる!

感想・レビュー・書評

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  • ラノベとして読みやすい。
    また、展開としても面白かった。
    が、ちゃんと頭の中で整理しないと、登場人物がごちゃ混ぜになるかも…

  • 面白い事は面白いのですが、何となく最後まで読んでもスッキリしないです。
    ミステリーと言うと、あっと驚くような謎が解決されるものですが、この作品は筆者の狡い書き方により、群像劇をミステリーのように見せかけているだけ、と言う気がしました。
    此れがサスペンスなら、素晴らしい作品だと思いましたが、ミステリーとしては私は受け付けませんでした。
    今度読み直す時はエクセルか何かで章を時系列に直し、その上で伏線を全部読み解こうと思っています。
    何だかんだ言って、そう思わされるぐらいには面白かったです。

  • ブラックラグーンやバッカーノ好きなら読むべき騙し騙され悪党どものドタバタ劇。
    登場人物たちは悪党ばかりなのですが、どこか愛嬌があったり憎めない動機があったりで引き込まれる造形に魅力を感じた。
    時系列が過去と現在で行ったり来たりする構成は何かあるなと読者を身構えさせますが、どこかしらで騙されるのでいっそ気持ちよく騙されちゃいましょう。
    続きがあればまた彼ら登場人物たちの活躍する物語を読みたいと思わせる作品でした。

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