憧れの作家は人間じゃありませんでした2 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.09
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本棚登録 : 106
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041052631

作品紹介・あらすじ

作家・御崎禅の担当になったあさひは、新作にとりかかってもらおうと必死だ。しかし御崎の下には人外が起こした事件が日々舞い込んでくる。ある日、死者が公園に現れるという噂が流れて行ってみると……。

感想・レビュー・書評

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  • 1話目の狸は、妖怪の類じゃなくても人が人に対する慰めの掛け方の塩梅が難しいところ。2話目は受け入れづらいのがしょうがない現実。ディズニーのようなハピエンおとぎ話になかなかならないよね。3話目、見方によっちゃのっぺらぼうの孤独は可哀想。せめて心を入れ替えたら周囲に認められるかも。ラストの猫ちゃん、あさひに懐く日は来るのでしょうかw。

  • 二作品目らしく、別れあり、自己を見つめ悩むのあり。
    シリーズの流れもしっかり考えられてる。

  • 予想以上に面白かった!!

  • 「死者のよみがえり事件-ゾンビの肉を食べるのか?-」
    彼が夜な夜な出会いに行ってる者は。
    突然すぎる別れは状況を理解したくとも頭がついていかなくて、その結果放心状態になりしばらくは現実を見れないだろうな。
    彼は毎晩出会える父親が本物でなくとも、話を聞いてくれてそこに父親という存在がいる事が嬉しかったんだろうな。

    「美女の首抜け事件-アリエルがうらやましいと、彼女言った-」
    夜中にふと見てしまった彼女の秘密。
    元々彼女の事を全てを知っていて受け入れたうえで告白されたのであれば、少しは冷静に受け入れる事が出来たかもしれないが難しい話だったろうな。
    誰もが予想していた結果なのかもしれないが、彼女にとって少し幸せな未来があればいいな。

    「ドッペルゲンガー事件-それでも決して譲れないものがある-」
    知らぬ内に自分が行っていない場所で。
    どれだけ平凡な人間だったとしても、誰かの為に動き相手の想いに寄り添い話し合える人の人望ほど厚いものはないだろうな。
    いくら彼女に成り代わったとしても、少しの変化で彼女の周りにいた人間は少しずつ遠ざかったりするのだろうな。

    「【extra】あたしのご主人様のこと」
    命の危機から全てをかけての変化。
    出会いから彼女は彼の事を気にかけ、どうにか言葉を届けたいと思っていた気持ちが化物に変わる力になったのかもしれないな。
    常に彼の傍にいる彼女だからこそ、彼の全てを知っており何も知らない人達に好き勝手言われるのが嫌だったのだろうな。

  • 御崎が吸血鬼だから綺麗で済むけど、のっぺらぼうや飛頭蛮だったら、周りの対応また違うんだろうなあ。化物の中にも格差あり(=_=)

  • 悪人がいるように人外の者にも悪い奴はいるのだが、なんだか彼らは優しいな...と感じてしまった。
    そしてどこか寂しげだな、と。(高良を除く) 

    永い時間を生きる間に、いろんなものを見てきたからなのか「諦め」が見え隠れする。
    香苗と門脇の恋は読んでいて辛いものがあったけど、実際目の前で、胴体から頭が離れて空中を飛んだら、たいていの人は門脇と同じ反応をするだろう。
    空飛ぶ頭と、頭がない身体。どっちが怖いだろう。
    私は頭がついてない身体の方が怖い(>_<)

  • 付き合ってる相手が人外のものと知って受け入れられるか問題については、どんな種族によるかが大きいと思う。今回はかなりショックだろうからやむを得ないか。いい話あり、サスペンスあり、で面白かった!

  • 2018/3/15(木曜日)

  • 本作もとても良かったです。
    切なさ、愛おしさ、やるせなさ、ハラハラドキドキ、そして時々ぷっと吐き出したくなる楽しさ、そんな色んな感情をこの一冊で堪能できました。
    主人公のあさひちゃん、とても好感度の高い女性だなと思います。
    御崎先生には過去に愛した運命の女性と幸せになって欲しいと願う一方で、この呪縛のような輪廻転生の繰り返しから抜け出して新たに愛する女性を見つけて欲しいとも思います。
    続編が楽しみです。

    【extra】のルーナちゃんの一人語り?も面白かった。ルーナちゃん、本当に御崎先生が大好きなんですね。

    原稿を執筆しているのに映画を観て寝不足になってる振りをしたり、あさひがドッペルゲンガー事件の相談者に夏樹を選んだことに不満を漏らす御崎先生かちょっと可愛く思えます。

  • 今回も良かった
    すねた先生…ツンデレで萌えた

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著者プロフィール

神奈川県横浜市出身、在住。2016年に『憧れの作家は人間じゃありませんでした』で第2回角川文庫キャラクター小説大賞《大賞》を満場一致で受賞し、デビュー。同作はシリーズ化され1~3巻を数える。他の著作に「准教授・高槻彰良の推察」シリーズがある。キャラクター文芸界注目の作家。

「2020年 『准教授・高槻彰良の推察5 生者は語り死者は踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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