- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041052686
作品紹介・あらすじ
新居建築予定の住宅地。幼稚園児も参加する化石発掘会。幽霊が出ると噂の山城。あなたの近所でも実は数多くの発掘が行われている。天才発掘師・無量が身近でささやかな「お宝」を探しだす、心温まる短編集!
感想・レビュー・書評
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今回は短編集。
無量の子供の頃の話が1番興味深かった。
どうしてここからあんなにも壊れてしまったのかなぁ。
あとは萌絵たちのツアコン対決も面白かった。彼女のキャラが最近わかってきた。
2023.9.16
157詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回は短編集。それぞれ面白かった。三人のやりとりが楽しいのでこのまま続いてほしい。
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平和な短編集。やっぱ萌絵ちゃん出てくる方が楽しいなぁ。明るいし
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ほっとひと息の短編です。
歴史をもう1ど見直したくなります。 -
「君の街の宝物」
庭の隅に埋められた物。
まだ見ぬ我が子への想いと必ず生きて帰ると自らに誓いを立て、この時代ならではの品を埋めて行ったのだろう。
届かぬ願いとなりかけていた想いが、形は違えど無事に想い人へ届いて良かった。
「フタバスズキリュウに会う日」
自分を呼ぶ者の元へ。
発掘との出会いは彼自身を変える大きな転機だったのだろうし、彼らの絆を深くした1つの要因でもあったのだろうな。
手を焼かれたかれた時から呼ぶ声が聞こえるようになったのかと思えば、幼い頃からその才能はあったのだな。
「夢で受けとめて」
捜し物を見つけてくれたら。
遺物を探すという事はそこで過去に何かしら歴史の動きがあったからという理由が多いだろうから、少しでもその手の物が感じる人にとったてはかなり苦行かもしれないな。
いくら会話でイメージを共有しているからといって、ここまで同じ夢を見て会話の内容が違うというのは普通無いのでは…。
「 決戦はヒストリーツアーで」
突然発表された試験日。
所長の言葉を聞くまで完全に存在を忘れていたが、二人が現場や各々でコツコツと知識を蓄えていたのはこの為だったな。
知識があるだけで上手く歴史を伝えようとも、ツアーなどて聞いた事だとやはり何かしら興味を引く話題がない限り忘れてしまいがちかもしれないな。
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遺跡発掘師・西原無量シリーズ、番外編・短編集。
いつもは無量の力をめぐって血生臭い事件が起こってばかりいるけれど、今回の短編集では遺跡発掘現場でのまさに心温まるエピソードばかり。軽い感じではあるけれど、4つのお話全部が、あ、何かすごくいいお話、って思えるものばかりだった。無量と忍の幼少時の話もあり、シリーズファンには必読ですね。