濱地健三郎の霊なる事件簿 (幽BOOKS)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 192
レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041052747

作品紹介・あらすじ

心霊探偵・濱地健三郎には鋭い推理力と幽霊を視る能力がある。事件の加害者が同じ時刻に違う場所にいる謎、ホラー作家のもとを訪れる見知らぬ幽霊の謎、突然態度が豹変した恋人の謎……ミステリと怪談の驚異の融合!

感想・レビュー・書評

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  • 心霊現象ありきの中での、事件解決へのアプローチが新機軸で楽しく読めました。助手の存在がいい狂言回しになっていて、心霊探偵の底知れなさが上手く描かれている。「あの日を境に」が一番のお気に入り。「霧氷館の亡霊」「不安な寄り道」も好き。

  • 心霊探偵かあ、本格ミステリから言えば掟破りですねえ。提出される謎も犯罪も単純でからくりはすぐに分かる。
    この作品群の面白さは心霊現象を見抜く、動機を明らかにするという面にかかっているが、短編のせいで底が浅く、読み流しのレベル。
    さらに倒叙ものは加害者に多分に同情の余地もあり、犯人に感情移入して被害者と探偵を思わず憎んでしまう。
    というわけであまり評価出来ない一冊だった。

  • 心霊探偵・濱地探偵の短編集。濱地探偵は「幻坂」にて登場していたようですが、全く思い出せず(笑)。
    目に見える物証が全てのミステリーと、見えないものが見える心霊探偵という組み合わせは、うまくいくものだろうかと思いましたが、ちょうど良く心霊の要素とミステリーが噛み合った物語となっていました。
    がっつりとしたミステリー!というより、心霊にミステリー風味を効かせた物語と言った感じかなと。

  • まさかユリエも霊じゃないかと思ったけど、そこにいて良かった。思いが残ってしまいのは悲しいな。

  • 死んだ人と話せるなら警察も探偵も苦労しない。
    そんなドラマもあったなぁと思いつつ。

    有栖川さんですが、本格ミステリじゃなく軽い感じで読めました。
    キャラクターも好き。

  • なんかいつもと違うなと思ったら幽掲載。ミステリファンとしてもオカルトファンとしてもあまりその
    男性作家が書く若い女が合わないのか?

  • 短編集。どことなくゾワッとした感じになった。怖いというわけではないけど、不思議。

  • 有栖川作品なのでハズレはないですね。
    幽霊探偵、こんな想定も面白い。
    シリーズ作品にして、映像化を目論んでいるかも?

  • 心霊探偵が幽霊刑事と相対したら、どうなる?本格ミステリでは禁じ手とされるトリックも堂々と使っている。

  • うーん。
    ベタな言い分で恐縮ですが、そもそも、本格ミステリのヒトが心霊現象に敢えて挑戦しなくてもいいと思うけど。そんな暇があるなら、火村シリーズの新作書いてよねー。

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著者プロフィール

有栖川 有栖(ありすがわ ありす)
1959年、大阪市東住吉区生まれの小説家・推理作家。有栖川有栖・創作塾の塾長。
同志社大学法学部法律学科卒業後に書店へ就職。それまでも学生時代から新人賞や雑誌への投稿を繰り返していたが、1989年江戸川乱歩賞に投稿した『月光ゲーム Yの悲劇 '88』が東京創元社編集長の目に止まり、大幅に改稿した上で刊行し、単行本デビューとなった。1994年、書店を退職して作家専業となる。1996年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。1999年から綾辻行人と共作でテレビ番組『安楽椅子探偵』シリーズ原作を担当する。
2003年、第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した『マレー鉄道の謎』、2007年発表作で「本格ミステリ・ベスト10」で第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」で第3位、「黄金の本格ミステリー」に選出と高く評価された『女王国の城』など、多くの作品がミステリ賞で高く評価されている。
2000年11月より2005年6月まで、本格ミステリ作家クラブ初代会長を務める。

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