双生児 (角川ホラー文庫)

著者 : 江戸川乱歩
  • 角川書店 (1999年8月発売)
3.35
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  • 27レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041053225

双生児 (角川ホラー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 双生児
    強盗殺人で死刑を宣告された囚人が、過去に行った残虐な犯行を告白する。

    一人二役
    いたずらで始めた一人二役。夜中に変装して妻の寝床に忍び込む。やがて妻の心が変装した男の方に傾き始める。

    ぺてん師と空気男
    プラクティカルジョークの達人である伊藤と意気投合した野間は、伊藤の美しい細君に惹かれる。次第に彼女も野間に心を許すような素振りを見せ始める。
    それに気付いた伊藤は野間に恐ろしいジョークを仕掛ける。

    百面相役者
    見事な変装術でどんな人物にもなりきる役者。
    しかしその変装した姿は、無残にも首を切り落とされ殺された人物の顔と瓜二つだった。加えてその首はまだ見つかっていないという。

    一寸法師
    バラバラ殺人の裏で不気味に暗躍する一寸法師。
    容疑者が二転三転する中、明智小五郎が真実を導き出す。

  • いつ読んでも面白い。

  • (収録作品)双生児/一人二役/ペテン師と空気男/一寸法師/百面相役者

  • 題材などに時代を感じさせる本でした。
    一寸法師の夫人と一寸法師の密会のシーンがとても気持ち悪く、生々しい描写は控えめであるのにむしろそのせいで余計にこの畸形魔(作品の中で使われている言葉です)が恐ろしくてたまりませんでした。
    最後の真犯人言及で、私個人にとってはかなり納得のいかない終わり方をしましたが、凄まじい物語でした。

    他にも短編が収められています。百面相役者が面白かったです。江戸川乱歩の追記を読むまでは、実は最後のRは百面相役者が自分の秘密を暴こうとしたRを殺めてその顔の皮を剥製にして、主人公を管に巻いたのではないかと思ったくらいでした。

    江戸川乱歩の作品を読んだのはこの本が初めてなので、また色々読みたいと思いました。

  • 影男を先に読んだために、双生児はトリックがわかりきっていたために少し退屈だったが、最後の展開は予想できず、面白かった。

    この短編集のなかではぺてん師と空気男が新鮮で面白かった。

  • 引越しの際、段ボールにつめた本を漁って掘り出したもの。
    たぶん、一回は読んでいるのだろうけど、あまり印象に残っていなかった。
    ちょうど、グロい本を読みたい気分だったので、特に一寸法師はなかなかぴったりだった。
    読んだはずなのに忘れていた自分が少し怖い。

  • 一人二役ものの短中編集。
    「一寸法師」はジュブナイルで読んだことがあったんだが、大人向けはこんなにエログロだったんだねw

  • 粘膜兄弟を読み終え、似たような双子もののホラー探してたら見つかった。

    大分昔の作品なせいかイメージしにくい描写や差別表現が含まれていたが、トリッキーな仕掛けにワクワクしながら一気に読み進めた。

  • エログロナンセンス

  • 5編の短編収録。昔江戸川乱歩の少年探偵の話を何作か読んだことがあるので、改めて読んでみようと思った。
    「一寸法師」の小林紋三は少年探偵団の小林少年?
    今だったら発禁くらうような言葉のオンパレードでしたが、そのままの文体で読めてよかった。修正された言葉じゃ作品の良さっていうか不気味さが半減する気がする。

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