芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション2 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 1207
レビュー : 110
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041053294

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。
    「芋虫」はおどろおどろしさよりも深い愛すら感じホロリと涙が出た。
    個人的には最後の「人でなしの恋」が一番好きだった。
    耽美とはまさにコレである。

  • 江戸川乱歩ベストセレクション第二弾『芋虫』です。
    芋虫 他8編収録。

    個人的におススメは標題の『芋虫』、『赤い部屋』、『人でなしの恋』ですね。
    どんなホラーよりも一番怖いのは人間の狂気。
    江戸川乱歩の作品を読んでいるとそんな思います。

  • やはり標題の「芋虫」が素晴らしい。
    妻の倒錯した心理がヒシヒシと伝わる。
    何気にこんな世界に憧れている自分もいる。

  • 湿ってそうな話だった
    ゾックゾク

  • グロテスク

  • ホラーなのに観音感。

    自分なりの美しさを描いているようで話に吸い込まれていく。

  • 江戸川乱歩の中で一番好きな作品「芋虫」。匂い立つような陰湿な感じと卑猥さがギリギリのバランスで成り立っていると思う。

  • シリーズ2冊目。
    表題の『芋虫』から始まり、怪奇的な短編が9編。
    『芋虫』は伏字が多く、肝心のシーンが文字で追えなかったのは少々残念だった。伏字が気になる方は、他の出版社の『芋虫』を購入した方がいいかもしれない。
    本冊では『芋虫』と『人でなしの恋』に伏字がある。

    現実に起こりうるような巧妙な心理描写と犯罪技法には読んでいて背筋をゾクリとさせられた。特に『赤い部屋』の構成は素晴らしく、最後の最後まで魅せられてしまった。

  • どの話も不気味な笑い声が轟きわたっていた。登場人物が皆世の中から逸脱したような人ばかりで、だけど自分と決して交り合わない隔絶された人とも思えなくて、悪趣味とは思いながらも好奇心が止まらなかった。「赤い部屋」と「人でなしの恋」がいいなと思った。解説にもあったように、滅茶苦茶なようでいて理知的な側面もあるのが、読みやすさの理由なのかなと思った。「芋虫」を愛の話と読み解くにはまだ私には早い。

  • 乱歩を初めて読んだのは「人間椅子」。明智小五郎とか推理小説のイメージが強かったので、ん!?思ってたのと違うけどめっちゃ面白い!ってなって、次くらいに読んだのがこの「芋虫」。完全に大ファンになって、そこから乱歩のエログロ系作品を読み漁るようになった。それから10年くらい、「芋虫」は定期的に読み返してる。その度にやっぱ乱歩やべぇ~、となるし、ゾクゾクしちゃう。

    「ユルス。。。」

    究極だわー。

著者プロフィール

江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)
1894年10月21日 - 1965年7月28日
日本を代表する小説家・推理作家。三重県生まれ。ペンネームの江戸川乱歩は、小説家エドガー・アラン・ポーに由来。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任した。代表作に『D坂の殺人事件』、『陰獣』、『孤島の鬼』、『怪人二十面相』、『幻影城』、『探偵小説四十年』など。少年探偵団シリーズは絶大な人気を博した。

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