陰獣 江戸川乱歩ベストセレクション (4) (角川ホラー文庫)

著者 :
制作 : 田島 昭宇 
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 546
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041053317

感想・レビュー・書評

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  • タイトルが、いいね!蟲って話がもうとんでもない事になってます。

  • ■解説
    探偵作家の寒川に、資産家夫人、静子が助けを求めてきた。捨てた男から脅迫状が届いたというが、差出人は人気探偵作家の大江春泥。静子の美しさと春泥への興味で、寒川は出来るだけの助力を約束するが、春泥の行方はつかめない。そんなある日、静子の夫の変死体が発見された。表題作のほか、愛する女に異常な執着を示す男の物語、「蟲」を収録。男女の情念を描いたベストセレクション第4弾。

    ■感想
    江戸川乱歩の文章は、本当に読む者の心をザワザワさせる。このザワザワがなんともたまらない。「陰獣」のトリックは今でこそ刺激は少ないが、静子の背中の蚯蚓腫れが手に取るようで生々しく、また性描写も当時としてはセンセーショナルだっただろう。
    個人的には「蟲」の登場人物の女性への情念に、もちろんそこまで行動はしないまでも、肯いてしまう自分がいる。この辺りが、乱歩の凄さだろう。

  • 卒論で乱歩やるんで参考までに。

    同時収録されている蟲の不気味さ加減がつぼ。

  • 蟲、大好きです。
    愛蔵の指先が執念深く食い入ってたというところに彼の必死加減がかいま見えて、恐怖でありながらも切なかった。
    そうまでしても好きな人を永遠に繋ぎとめておきたかったんだなぁ、と。
    主人公の愛蔵、気が狂っているのにどこか愛おしかったです。
    気持ち悪くて痛くてまさに地獄の恋でした。

  • 乱歩の変態さが色濃くでた「陰獣」「蟲」の2品。

  • 表題作以上に、『蟲』に震え上がる。蟲ってそれだったんですか……。

  • やっぱ、陰獣、すげぇ。

  • 陰獣もいいけど

    蟲もね!

  • 吃驚した。
    読んでて段々とこんがらがってきたほどでしたよ。
    やっぱり江戸川乱歩って人は凄い作家だなあと思いました。

  • 陰獣…さすが乱歩!!
    このトリックがどこから生まれてくるんだろう...

    蟲…史上最高にグロテスク。映画化されたのも見たけど、
    この世界観がたまらなくきもいというか・・・・すごい!
    一つ一つの表現方法が、他作品には無い感じ。

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著者プロフィール

江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)
1894年10月21日 - 1965年7月28日
日本を代表する小説家・推理作家。三重県生まれ。ペンネームの江戸川乱歩は、小説家エドガー・アラン・ポーに由来。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任した。代表作に『D坂の殺人事件』、『陰獣』、『孤島の鬼』、『怪人二十面相』、『幻影城』、『探偵小説四十年』など。少年探偵団シリーズは絶大な人気を博した。

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