孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7) (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
4.27
  • (146)
  • (101)
  • (52)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 1080
レビュー : 108
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041053348

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 昔読んだことがあったが、内容をかなり忘れていたので再読。探偵と密室殺人と同性愛と奇形と冒険、江戸川乱歩全部入りの小説。

    色んな日本の物語の原点が見える。

  • トリックはさておき、フリークスや同性愛など、独自の美意識が楽しめる。二段構えの構成も読ませる。

  • はるか昔に読んだけど以下省略
    ホラーというかミステリーというかは、グロテスク。
    個人的に、吉ちゃんがどうなったのか知りたい。主人公は万上手くいったといっているけども……。

  • ベストセレクション7。
    供向けとは当然趣が違った大人向け。

    主人公が恐怖のあまり頭髪が白くなる理由を語る、という内容なのだが
    その恐怖自体は文章ではなく映像の方が伝わるかな、と感じた。
    それを観る際は明るいリビングでなく暗い映画館で観たい。

    終章のタイトル“大団円” 物事がめでたく収まる事の意だが
    最後の一文、さらっと読み終えることが出来ない。。。
    やや未熟な主人公より周りの人間の方が魅力的だったので。

  • ミステリー小説と言うよりどちらかというと冒険譚と言ったほうが相応しい。

    スピード感があってぐいぐい読める一冊。

  • 一夜で総白髪になるほどの精神状態とは…。

  • 差別表現の宝石箱や〜!

  • 恋人を何者かに殺された蓑浦が、彼に恋している諸戸と共に真相を追求する話。

  • 常ならぬ人間存在の深層が、日常に裂け目を走らせる。その裂け目の向こうからいつでもこちら側を窺っている、そういう何かが人間の内に在ることを乱歩は読む者に想起させる。

  • 後半のラビリンスが面倒くさい。風呂敷の畳み具合も微妙。あと傴僂という漢字が読めなかった。

  • 江戸川乱歩は初めてだったが、名作は色褪せないことを改めて思い知った。この独特の空気感は、すごい。

  • 同性愛要素のあるミステリーということで読んでみて、箕浦と諸戸のなんとも落ち着かないふわふわとした関係に少しだけ萌えました。重要な人物のはずの諸戸の結末が、あまりに唐突で悲しすぎます。ミステリーとしては、きっとこの本が出版された当時なら真新しいアイディアに溢れているように感じることができたのでしょうが、今となっては使い古されたテーマの連続のように見えます。古典なんてそんなものなのでしょうか。

著者プロフィール

江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)
1894年10月21日 - 1965年7月28日
日本を代表する小説家・推理作家。三重県生まれ。ペンネームの江戸川乱歩は、小説家エドガー・アラン・ポーに由来。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任した。代表作に『D坂の殺人事件』、『陰獣』、『孤島の鬼』、『怪人二十面相』、『幻影城』、『探偵小説四十年』など。少年探偵団シリーズは絶大な人気を博した。

孤島の鬼 江戸川乱歩ベストセレクション(7) (角川ホラー文庫)のその他の作品

江戸川乱歩の作品

ツイートする