CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 252
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041053935

感想・レビュー・書評

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  • ドラマが面白かったので。金城さんは好きなので読み始めてすぐ違和感。金城一紀原案で別の人が書いているよう。そしてドラマの内容とは全く違う話。登場人物は同じなのでドラマのイメージで読めたけど書き方に違和感もあるし、ライフルで撃たれているのに倒れないしご都合主義にも程があった。大人の事情で出さなきゃいけなかった小説なのかなーと思った。金城さんで読みたかった。

  • 「公安機動捜査隊特捜班」という特殊部隊を描いたややぶっ飛んだ警察小説。もともとテレビドラマがあり、そこからのスピンオフとして描かれたものらしい。
    金城一紀が原案ということで読んだけれど、これは原案が悪いのか作者が自分とあわないのか、やたらに薄っぺらい戦闘シーンや人物造形に違和感がすさまじい。
    全編少年漫画の様式美で描かれているようで、もう「少年ではない」大人の男が仕事で戦闘している最中に余裕めかした会話をしたり、お友達感覚のチームの雰囲気もなじめない。
    たぶん10代の頃とかに読んだら面白いと思ったんじゃないだろうか。

著者プロフィール

某国立大学建築学科卒業。『眼球堂の殺人』で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー。本格ミステリの系譜を継ぐ書き手として絶賛を浴びる。他の著書にデビュー作を含む「堂」シリーズ、『猫又お双と消えた令嬢』にはじまる「猫又お双」シリーズ、『災厄』『暴走』『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』『アールダーの方舟』『不死症』『幻屍症』『LOST 失覚探偵』『死者の雨‐モヘンジョダロの墓標‐』『土葬症 ザ・グレイヴ』『小説 Fukushima 50』『あしたの官僚』『ネメシス3』『楽園のアダム』がある。

「2023年 『WALL』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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