わが家は祇園の拝み屋さん5 桜月夜と梅花の夢 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041053942

作品紹介・あらすじ

突如、不思議な力を失ってしまった小春。安心するはずが、小春はなぜか喪失感を覚えていた。澪人との関係もぎくしゃくしてしまい落ち込んでいる中、澪人の兄の和人から、賀茂家に招かれることになって……!?

感想・レビュー・書評

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  • 4.5

  • 祓い屋は意外とあっさり正体判明&悪事を尽くさなくなりましたね。もっと長きにわたり小春たちの前に立ちはだかる存在になるのかと思ったのですが。また小春と澪人の過去(というか前世でしょうか)もますます明らかになってきて、若宮のいう「時間がない」も意味深、先が読めない展開になってきました。

  • #読了

    逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに
    人をも身をも 恨みざらまし

  • ラストの雷でおびえている小春のところに
    澪人がやってきてくれるシーンと、
    杏奈に対して宗次郎が勝手に賭けをしているシーンが印象的だった。
    続きが気になる。

  • 小春の力がなくなってしまった?!その背景にあの子の存在があったなんて。姿は見えなくても助けてくれるコウメが素敵。杏ちゃんもスキャンダルを乗り越えて次のステップへ。宗ちゃんも帰ってきて、よかったね。

  • 前回、恋と力を失ってしまった小春(T-T)小春の力を封印した奴はやはりアイツか!ι(`ロ´)ノ今回は更に澪人の姉も大変な事に‼どうなってしまうのーっ\(>_<)/と心配したけれど、なんとか落ち着いて良かった(*´∇`*)宗次朗の和菓子が少なくて残念だったけれど、大好きなもふもふコウメが大活躍で嬉しい♪前世がどんどん明らかにされていく中、最後の若宮くんの言葉が気になる!(-""-;)いったい何が起こるんだーっ?(ToT)

  • 「梅花の香りと豆大福。」
    力を失ってしまって。
    有名になったからこそ逐一行動を監視するものが現れて、事実確認もせずに勝手な憶測と想像だけで世間を煽るような輩が現れるのだろ。

    「水中花の涙。」
    気配を殺して生きる。
    まだ幼い子供たちだけで説得を試みても難しいうえに、頼ることの出来る大人が傍に居なかったからこそ最悪の結末になったのだろうな。

    「桜と船出と。」
    会見での強い証人は。
    ある程度は創り上げられたものを売らなければいけないかもしれないが、最終的に素の自分を魅せることが出来た時に輝けれるのかもな。

    「椿餅とさくらマカロン。」
    突然降ってきた雨に。
    互いに前世の記憶を思い出すことが出来たことを知ることが出来たら、その時のことに縛られずに今を新しく生きることができるのでは。

  • 切ない話もあるけど、やっぱり読んでて楽しい。
    宗次郎さんの和菓子食べたい。
    新作が出るたびにワクワクする。
    宗次郎さんと杏奈、うまく行って欲しいなぁ。
    小春と澪人のこれからも気になる。

  • 前世の因果が見えてきて、いよいよ面白くなって来ました。澪人さんが話数を重ねるごとに面倒くさい男であることがわかってくる。好き。

  • 澪人の前世がわかった。
    前世からの複雑に絡まった糸はほどけるのか?
    若宮様も神様というより、人間ぽい。そして、良きアドバイザー。
    澪人が変われば全てが動くはず!逆境に負けず自分らしさで乗り切った杏奈を見習って、頑張れ!

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著者プロフィール

北海道出身、現在は京都在住。2013年にエブリスタ主催第二回電子書籍大賞を受賞し、デビュー。2016年「京都寺町三条のホームズ」で第4回京都本大賞を受賞。「京都寺町三条のホームズ」「京洛の森のアリス」「わが家は祇園の拝み屋さん」「満月珈琲店の星詠み」「京都船岡山アストロロジー」シリーズなど著書多数。

「2023年 『京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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