わが家は祇園の拝み屋さん6 花の知らせと小鈴の落雁 (6) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2017年9月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041053959

作品紹介・あらすじ

高校二年生に進級し、小春(こはる)を取り巻く環境が少しずつ変化していく中、京都では不穏な事件が続発しつつあった。
事態を重く見た澪人(れいと)は、小春(こはる)や朔也(さくや)たちと対策チームを結成し、かつて京都に張りめぐらされた守りの結界を修復しようとする。
一方、小春は胸にわだかまる謎の「後悔」の理由を解き明かすために、自らの前世を全て知ろうとする。
そこには、切なすぎる真実が秘められていて……。
大好評、京都舞台の不思議な成長物語、切ない新展開!

感想・レビュー・書評

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  • 有平糖って初めて聞いた。ハードキャンディのことなんだ。
    チーム澪人。すごいメンバーが5人も集まったものだ。それにしても本部の体質って・・
    杏ちゃんのアピール、成功!
    さて、神のみぞ知る結果はどうなったことやら??

  • チーム澪人、なんか楽しみですね。それとラストの和人への小春の答え、とっても気になる。次巻へ急げ!

  • 自分の気持ちに素直に向き合うのは難しい。宗次郎さんの生き方や杏奈ちゃんの自分と闘う生き方をもっともっと見てみたい。この2人の物語は勇気づけられるのに。考えてみるとこの本の脇役らも素材以上の味を出している。全て自分が主役となりうる存在に当てはまるよなぁ。

    何かのラジオで失敗を経験した社長は信用できるが経験したことのない人は挫折すると立ち直れないのでたくさん失敗や挫折を経験する事。今が苦しくても助けてくれる人がいて信頼できる人となる。と話していたのを思い出す。

  • 4.5

  • 前世の思い出が今に繋がる。
    雷の時に駆け付けてくれるのが、前世からのつながりとわかる。

  • 高校2年に進級した小春。わだかまりのあった両親との和解、恋と失恋などを経て、本来の優しさにしなやかな強さが加わった印象。京都で起こる事件をおさめるため、零人を中心に、友人や高校の先輩らとチームで結界を修復する計画が進められる。夢を通して前世の出来事が明らかになり、これからの零人との関係も気になる。

  • 2024.9.11
    小春の過去、玉椿の話がとても切なくてずっと泣いてた

  • 「抹茶ケーキと、花の有平糖。」
    めでたい日を祝いに。
    自己分析まで出来ているというのに肝心なところで意地を張ってしまっているからこそ、素直に想いを告げることができないのだろうな。

    「お知らせと小鈴の落雁。」
    関わってはいけない。
    いつかはと曖昧な言葉だけで伝えられ続けていたうえ、こんな突然起きるなんて誰も予想できないだろうし対応も後主になってしまうな。

    「涙のくずきりソーダ味。」
    チームを作るために。
    前例のない異常事態だからこそ下手に動きたくないのかもしれないが、もたもたとしている間にも時間は止まることなく動いているのに。

    「水晶の想い。」
    気付いた時には遅く。
    少しずつ変わりゆく想いに蓋をし見て見ぬ振りをし続け、与えられる愛情を当たり前のものだと勘違いしてしまったが故の出来事だろう。

    「神のみぞ知る午後。」
    本音を隠して話す姿。
    どちらが優っているのか理解しているうえで遠慮し譲ってくれているなんて、誰が相手であろうと最悪な気分であり怒りたくもなるだろ。

  • 気になるところで話が終わった!
    なんて返事したんだろ?
    めっちゃ気になる!

  • えらいところで終わった! QEDシリーズのような展開になってそちらもわくわくする。

  • 図書館の予約を間違えて、7巻を先に読んだため、6巻の内容に目新しい事はなく、7巻に全て書いてた…
    澪人の成長や変化はちょっと急な感じがするな。
    今まで拗らせてた分、内側を見つめてからも葛藤とかあっても良かった気もする。
    このシリーズの男性達は、みんな割り切りと納得、自分軸がしっかりしすぎて、憧れるけど、現実的ではないね…

  • #読了

    恋愛事情どうなるんねやろ。

  • 京都で不穏な事件が続き危機感を抱いた澪人は陰陽師組織の上部に報告するが対策は遅々として進まず、独自にチームを結成し対策に乗り出す。小春は前世の記憶に涙し、澪人への気持ちに胸を痛める。前世の玉椿と左近衛大将の悲恋に涙。自分の本当の気持ちにやっと気が付いたのに、感謝の言葉も伝えられず・・・。次巻では二人の関係も進展するのかな。

  • □ 2139.
    〈読破期間〉
    2021/6/6~2021/6/7

  • 自分のプライベートだって動き出しそうな予感なのに前世のあんな切ない過去を見せられたら…
    またややこしい兄弟がねぇ。がんばれ小春!

  • 今回は前世の二人の物語を交えて、何故小春の求愛を退けたか澪人の事情を描いております
    あと、大木な動きとして、安倍清明が築いた京都の霊的防御システムが千年の時を経て綻びが生じている
    賀茂分家にして初の審神者に選ばれた澪人は、小春たちを対策チームに選び補修作業に努めるが・・・

    ラスボスも出るな (´・ω・`)キット

  • ①抹茶ケーキと、花の有平糖。②お知らせと小鈴の落雁。③涙のくずきりソーダ味。④水晶の想い。⑤神のみぞ知る午後。玉椿と左近衛大将の関係が全て思い出され、小春ちゃんと澪人さんとの関係も新たな進展を予感され、ワクワクは止まらない!

  • あら、あら、
    そこで終わるのかぁというところで終わりました。

    チーム澪人の活躍が楽しみぃ。

    結界の話とかもあるんですけどね、

    前世とか入り乱れていておばちゃんついて行くの必死です

  • いきなり執着みせてきた感じ。前世の記憶が戻ってきてるから?

  • 澪人の恋敵が神様だなんて何て壮大なww。小春の胸の内だけじゃなくて、澪人の本当の思いも書かれているから、心情がこちらに良く伝わって切なさ倍増です。ところで澪人さん、兄姉に恵まれてるね。

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著者プロフィール

北海道出身、現在は京都在住。2013年にエブリスタ主催第二回電子書籍大賞を受賞し、デビュー。2016年「京都寺町三条のホームズ」で第4回京都本大賞を受賞。「京都寺町三条のホームズ」「京洛の森のアリス」「わが家は祇園の拝み屋さん」「満月珈琲店の星詠み」「京都船岡山アストロロジー」シリーズなど著書多数。

「2023年 『京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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