きみのために青く光る (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 118
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041053973

作品紹介・あらすじ

青藍病、それはそれぞれの心の不安に根ざして発症する異能だ。力を発動すると青く発光するという共通点以外、能力はバラバラ。思わぬ力を手に入れた男女4人は、危険な事件に巻き込まれることになるが……。

感想・レビュー・書評

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  •  アオハルかよ(笑) SF(すこしふしぎ)青春小説といった様相ですが、似鳥さんらしい文章と展開とキャラ設定で、どきどきにやにやしながら楽しく物語に浸りました。
     少年少女の甘酸っぱい話が続く中、一作だけ趣が異なる「年収の魔法使い」が、似鳥さん全開といった文章回しも相まって、個人的にはお気に入りです。
     「青藍病」の設定自体はいくらでも応用が効きますし、静先生のことや他の異能者たち、今回スポットが当たった面々の今後などもありますので、続編が出るのかもしれませんね。 

  • 心の不安が原因で発症する異能力。その能力が発動する時、身体が青藍色に光り能力は人によって違う・・・。というお話。読みにくい感じやなかったけど、それぞれの話が私にはいまひとつ、なんか物足らん感じでした。

  • これまでの似鳥作品とは少々毛色が違う感じ。超能力のようなものをテーマにしているけど、どことなくしょうもない感じが漂うあたりは作者らしい。
    しかし、この作品から入った様な人は、あのあとがきをどう受け取るんでしょう。

  • あらすじから勝手にファフナー的なものを想像していたけれど違った。
    青藍病にまつわる物語。それぞれの、自分では選べないチカラを手にした人びとがそれを使う物語。
    身悶えするほど甘酸っぱくて、そこが好き。

  • 似鳥先生の作品はシリーズによってミステリのウェイトが高め・低めがあると思うのですが、個人的に今回のこれは低めの部類の作品。短編集ですが連作ミステリでもなく一話完結。サラサラと読めました。
    先生十八番の「人が負うべき責任」とか「背伸びしたい子供」のテーマがチラチラ見え隠れしつつ、自分に異能力が発現した原因と、今関わっている事件をどう能力を生かして解決するか、という冒険を楽しむエンタメ作品でしたね。
    相変わらず能力を使ったアクションシーンの描写は勢いがあって、たいへん私好みでした。

  • 犬が光る/この世に二人だけ/年収の魔法使い/噓をつく。そして決して離さない

    青藍病、不思議な能力発動中は青く光るがその光は能力者にしか見えない。能力はバラバラ、何のためになるのかさっぱり分からない力も沢山あるようだ。上手く付き合えるのか?上手に利用できるのか?
    フフフと笑えたりしんみりしたりしたけれど、そんな力は無くてもいいかな‥‥

  • ネット小説で使えない超能力者をコミカルに描いた作品を思い出した。本作はシリアスかな?飽きずに最後まで読めました。
    あらすじ(背表紙より)
    青藍病。それは心の不安に根ざして発症するとされる異能力だ。力が発動すると身体が青く光る共通点以外、能力はバラバラ。たとえば動物から攻撃される能力や、念じるだけで生き物を殺せる能力、はたまた人の死期を悟る能力など―。思わぬ力を手に入れた男女が選ぶ運命とは。もしも不思議な力を手に入れたなら、あなたは何のために使いますか?愛おしく切ない青春ファンタジック・ミステリ!

  • 単行本「青藍病治療マニュアル」改題文庫化。
    表紙が素敵。
    タイトルもこちらの方が良いかな。

  • 表紙が綺麗で忘れられず、後日買ってしまった。
    自分の能力を悪いことに使うか、大切な人を守るために使うか、様々な能力を持つ4人の少年、少女を描いた短編集のようなもの。他の人にない能力を持つことは、他の人より責任を伴い、苦しみも引き受けなきゃいけないのかも。
    "死ぬまでの間、そばにいてくれる?"

  • 文庫化。
    他シリーズとはちょっと違う雰囲気で面白かった。続編があるなら是非読みたい。

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著者プロフィール

似鳥 鶏(にたどり けい)
1981年生まれ、千葉県出身の小説家・推理作家。男性。千葉大学教育学部卒業。北海道大学法科大学院在学中の2006年、『理由(わけ)あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選し、2007年に同作品で小説家デビュー。
2012年の『戦力外捜査官』が代表作。本作はシリーズ化し、武井咲主演でドラマ化された。

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