土方歳三 中 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041053997

作品紹介・あらすじ

浪士組での働きを認められ、新選組となった歳三たち。歳三は副長として組織作りに心血を注いでいたが、やがて隊員たちの志は変わり、その絆に亀裂が入っていくことになる。歳三の苦渋の決断と、その心中とは……。

感想・レビュー・書評

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  • 新選組の絶頂期から傾きかけるところまでが書かれている。金と地位を手に入れ、変わっていく仲間達。
    特に近藤勇の変化は目も当てられないくらい酷いもので、読んでいて不快感を覚える。
    土方歳三にとって、変わらないでいてくれる沖田総司は、心の安らぐ場所だったのかも知れない。

    歴史小説は結末を知ってしまっているドラマだ。
    この先、変えようのない事実が待っていると思うと下巻を読むのが少し辛い。

  • 201708/上中下巻まとめて。とても良作。わりと淡々と史実にそって書かれてるので、最初は富樫倫太郎っぽくない感じに物足りなさを感じたけど、読み進めるうちに気づいたら夢中で読んでた。性別世代問わず惚れざるをえない土方自体ドラマ性がある人物なので、駄作になりようがない題材ではあるけど、じっくり描き切ったこの作品は、数ある新選組モノの中でも、上位に入ると思う。特に下巻の五稜郭は圧巻。

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著者プロフィール

一九六一年、北海道生まれ。九八年に第四回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー。「陰陽寮」シリーズや「妖説 源氏物語」シリーズなどの伝奇小説、警察小説「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズ、「軍配者」シリーズ、「北条早雲」シリーズ、「土方歳三 箱館戦争異聞」シリーズなどの時代・歴史小説と、幅広いジャンルで活躍している。

「2018年 『白頭の人 大谷刑部吉継の生涯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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