角川まんが学習シリーズ 世界の歴史 7 ひとつながりになる世界 一四〇〇~一六〇〇年 (7) (角川まんが学習シリーズ)

  • KADOKAWA (2021年2月25日発売)
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784041054246

作品紹介・あらすじ

ヨーロッパの人々が、海を越えてその活動範囲を大きく広げました。彼らはこの時期に南北アメリカ大陸の存在を知り、喜望峰経由のインド航路、世界一周の航路を発見しました。南北アメリカ大陸の多くの土地が、スペイン人、ポルトガル人によって征服、植民地化されました。ポルトガル人は、アジアの海に次々と交易の拠点を築き、日本にまでやって来ます。彼らの活動によって世界は大きく変化してゆきます。

【目次】
もしも大航海時代の船でクルーズ旅行に出掛けたら…!?
第1章 明の盛衰とアジアの海
第2章 ルネサンスと宗教改革
第3章 アジアの海に来たヨーロッパ人
第4章 ヨーロッパのアメリカ大陸進出

感想・レビュー・書評

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  • 第七巻のテーマは「海」
    「もしも大航海時代の船でクルーズ旅行に出かけたら…」

    ポルトガルの船長ヴァスコ=ダ=ガマ
    スペインの船長マゼラン
    そして明の遠征総指揮官、鄭和さん。

    三つの大洋がつながり、
    新たな出会いにともなう文化的交流とさまざまなあつれき
    植民地の建設と支配
    世界各地を結ぶ経済・流通ネットワークの誕生なと
    多くの新しい局面が見られた時代。

    あまり知らなかった頃は「大航海時代ってかっこいい」と思っていたのですが、知れば知るほど…。
    そしてこういう漫画にすると
    スペインポルトガルはわかりやすい悪役ですね。
    複雑な気分。
    しかし、どんどん次が読みたくなります。

  • 明建国、朱元璋、晩年の粛清がダメね。ついにアメリカ大陸が登場。

  • 明の時代の勘合貿易の割り印が、現在の日本でも契約締結時の割り印として残っている。

    薬用人参
    https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/24-%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF/%E6%A0%84%E9%A4%8A%E8%A3%9C%E5%8A%A9%E9%A3%9F%E5%93%81/%E8%96%AC%E7%94%A8%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3

    正統性が無ければ人々の支持を得られず、人々の指示が無ければ権力を得られない。
    短期的な目的を達成すればいいならマキャベリズムは役に立つかもしれないが、長期的に見て役に立つものではない。

    バスコ=ダ=ガマがはじめて辿りついたインドは、当時のポルトガルよりも豊かな国だった。バスコダ・ガマは二度目にインドを訪れた際に、カリカットの港を砲弾で壊滅状態に追いやった。ポルトガルはインド周辺の海上交通を支配し、次々と港町を攻め落とした。こうして1520年ごろにポルトガル領インドが成立する。

    スペインがアメリカへ到達した15世紀に、メキシコにあったアステカ帝国や南アメリカのインカ帝国では神権政治が行われていた。中国だと殷と同じような政治体制だったのかな。

    コロンブスの交換
    https://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=3010

  • 野蛮なる大航海時代。

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著者プロフィール

1953年生まれ。東京大学名誉教授。専門は世界史。現在は東京大学東京カレッジ長を務める。従来のヨーロッパを中心とした世界史像からの脱却をめざし、国民国家やヨーロッパ対アジアという構図にとらわれない新しい世界史=「グローバル・ヒストリー」の方法による世界史理解を提唱し、各国の歴史学者との共同研究にとりくんでいる。著書に『新しい世界史へ』(岩波新書、2011年)、『輪切りで見える!パノラマ世界史』1~5(大月書店、2016年)、『グローバル化と世界史』(東京大学出版会、2018年)など多数。

「2022年 『角川まんが学習シリーズ 世界の歴史 全20巻+別巻1冊定番セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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