角川まんが学習シリーズ 世界の歴史 8 変化するユーラシア諸帝国 一五五〇~一七二〇年 (8) (角川まんが学習シリーズ)
- KADOKAWA (2021年2月25日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784041054253
作品紹介・あらすじ
17~18世紀のユーラシアには、いくつかの帝国や大国が並び立っていました。それらの中から、日本、清、サファヴィー朝、オスマン帝国、オーストリア、プロイセン、イングランドとスペインを取り上げ、各国の動向とこれらの国々の間での協力と対立の様相、更には戦いとその結末を描きます。各国を率いた個性的な君主たちの姿を追いながら、彼/彼女たちの喜びや悲しみ、迷いと決断を追体験してみましょう。
【目次】
もしもユーラシア各国の君主たちが会社の社長だったら!?
第1章 オスマン帝国とムスリム諸王朝
第2章 ヨーロッパを巻き込む三十年戦争
第3章 明の滅亡と清帝国
第4章 オーストリアとプロイセン
感想・レビュー・書評
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#3004ー61ー299
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表紙は私の大好きなハプスブルク家マリア=テレジア。
女性は第一巻のネフェルティティ以来。
そしてここで初めて知ったのですが、表紙を描いているのは
スタジオジブリ近藤勝也さん。
私この世界に疎いのですけど、
すごい大物に依頼したんじゃないかな?
今回は「もしもユーラシア各国の君主たちが会社の社長だったら」
オスマン帝国皇帝スレイマン一世
スペイン国王フェリペ二世
清皇帝康熙帝
オーストリア大公国君主マリア=テレジア
抱え込んだ多様な人民をどう治めるか
各国は苦心しました。
表紙すごく綺麗だけど、
子供たち、ついてこれるかな? -
サファヴィー朝を開いたイスマーイールのエピソードを見て、シーア派は個人崇拝をしがちなところが特徴なのかなと思った。個人崇拝はイスラム教に反している気がするんだけど…でも信仰している人にとっては、シーア派も正当なイスラム教なんだよね。
イスマーイールは8世紀と15世紀にひとりずついてややこしい。
サファヴィー朝を開いたイスマーイールは15~16世紀の人。
https://www.y-history.net/appendix/wh0501-063.html
イスマーイール一世
https://www.y-history.net/appendix/wh0803-037.html
サファヴィー朝
https://www.y-history.net/appendix/wh0501-063.html
イスマーイール派
オスマン帝国のセリム一世は、サフィヴィー朝とアナトリアをめぐって争った人。
メフメト二世の孫だったセリム一世は、皇帝になるために二人の兄弟を殺し、父バヤズィト二世を幽閉したので、「冷酷者(ヤヴス)」と後世の人に呼ばれている。
お近づきにはなりたくないけど、面白そうな人だ。
オスマン帝国の首都だった当時のイスタンブルは、食用の供給や治安を守るための行政が整えられ、イスラム教以外の宗教を信仰する人を含めて約40万人もの人が住んでいた。非ムスリムは人頭税(ジズヤ)を支払うことで、信仰の自由と安全が保障されていた。
イスマーイール一世が建国したサファヴィー朝では、イスマーイール一世の死後に長らく混乱が続いていたが、1587年に即位したアッバース一世によって蘇り、現代イランの礎が築かれた。
アッバース一世の頃のサファヴィー朝は当初のイスマーイール一世への個人崇拝というエキセントリックな教えを捨てて、シーア派の主流12イマーム派の教えを採用していた。
12イマーム派の教えをわかりやすくして広めるために、各地にいたシーア派の知識人たちがサファヴィー朝に集められた。
スンナ派のオスマン帝国に対し、サファヴィー朝がシーア派の中心となっていた。 -
コテンラジオを聴いて戻って来ると、すごく分かりやすかった。
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この巻はごちゃごちゃしすぎている。
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清のベンパツはあまり好きではない。
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相変わらず駆け足で頭に入ってこないが、ようやく点々で知ってることがある時代に。
著者プロフィール
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