角川まんが学習シリーズ 世界の歴史 12 ヨーロッパ再編とアメリカの台頭 一八六〇~一八九〇年
- KADOKAWA (2021年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041054291
作品紹介・あらすじ
売上No.1 角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』のKADOKAWAから『世界の歴史』全20巻、一挙刊行!!
★最先端の歴史理解の方法を採用! 「グローバル・ヒストリー」による新構成
★さらに進化した「東大流」! 歴史の「横のつながり」をつかむ工夫が満載
★まんが4160ページの最大ボリューム!いちばんくわしい『世界の歴史』です
★どこよりも最新の情報を掲載!新型コロナウイルス感染症やBLMの話題まで収録
感想・レビュー・書評
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「もしも1860~90年の国家が商店街に店を持っていたら…!?」
ついにここに書けないくらい増えてしまいました。
しかしすごく面白い、特に「大日本食堂」の伊藤博文は、何度も繰り返し見て笑いました。
この時代の日本人、本当によく頑張ったなと思う。
ここでは岩倉使節団の旅について描かれています。
〈明治政府の首脳が欧米に出向いたことは
その後の国造りに大きな影響を与えた。
1889年に彼らの尽力により大日本帝国憲法が発布され
日本は政治制度でも近代化を進めていった。
一方中国が思想面で伝統を克服しようとするのは
二十世紀に入ってからのことである〉
考えてみると、中国人は外来語を自分たちの言語に変換するけど、日本人はとりあえずカタカナにして受け入れますよね。
まあ、こういう時代だったから、仕方ないとは思う。
これからどんどん日本の暴走を見ていかなくちゃいけないのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
民主党はロバ、共和党はゾウ。
それぞれどうしてそれらの動物を選んだんだろう?
昔のヨーロッパは国土が飛び地状態なことも多かったので、最初のパレスチナ分割案もパレスチナ側の国土が分かれていたのかな?
あれはたぶん、パレスチナ人の村が比較的多い地域で分けたらあんなふうになったということなんだろうけど。
「ロシアは大改革で経済が成長し、ブルジョワジーが台頭し始める。
一方で公営の専制政治による圧政に対し、インテリゲンツィア(知識人)と呼ばれる高等教育を受けた批判層が現れ、1874年をピークに農村に出向き、改革の必要性を訴えるヴ=ナロードを掲げた運動を推し進めた。
この運動を行った人々はナロードニキと呼ばれた。
しかし、改革に無関心な人々、特に保守的な農民たちにその思想は伝わらず運動は失敗。ナロードニキらの中には失意によりニヒリズム(虚無主義)に陥るものもあらわれ、さらに暴力や恐怖で社会を変えようとするテロリズムが台頭してくる。
その中から、皇帝アレクサンドル二世の暗殺を計画する一派も生まれ、皇帝は何度も暗殺の危機にさらされた。」p.165‐166
アヘン戦争後に清では自国でアヘンを作るようになり、銀で購入することは減っていた。 -
リンカーン大活躍、ビスマルク大成功、オスマン帝国は瀕死、ナロードニキたちの失意のなかでついに若きレーニン登場……
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アメリカの南北戦争は奴隷制度がひとつのきっかけだったんだ。