世界の歴史 第一次世界大戦とアジアの動向 一九〇〇~一九一九年 (14) (角川まんが学習シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041054314

作品紹介・あらすじ

20世紀初めは、古くから続く帝国が滅びた時期でした。中国では辛亥革命が起き、清に替わって中華民国が生まれます。また、ロシア革命によってロシアが滅び、社会主義のソヴィエト連邦が樹立されます。ヨーロッパにおける帝国主義諸国の対立が激化し、1914年には第一次世界大戦が始まります。4年以上続いた戦争は、イギリス、フランスなどの連合国側が勝利しますが、死者が千数百万人に上る悲惨な戦いでした。

【目次】
もしも皇帝や革命家が過去に戻ってやり直せたら…!?
第1章 辛亥革命と孫文
第2章 第一次世界大戦の始まり
第3章 ロシア革命とレーニン
第4章 アメリカ参戦と大戦の終結

感想・レビュー・書評

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  • 「もしも皇帝や革命家が過去に戻ってやり直せたら…!?」
    偉人しくじり列伝です。

    中華民国の建国の父孫文
    ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世
    ロシア革命の指導者レーニン

    辛亥革命で清に代わって中華民国が生まれ
    ロシア革命によってソヴィエト連邦が樹立。
    ヨーロッパでは帝国主義的な利害の対立が激しくなり、第一次世界大戦が始まります。
    死者が千数百万に上る悲惨な戦争だったのに
    このあとなぜ第二次世界大戦に進んでしまうのでしょうか。

  • 第一次世界大戦は近代の戦争になったのか。戦争は殺しあい。それに善悪はない。ロシアも悪いが、ウクライナも悪い。降伏白旗し、それから世界に訴えることが大切。結局、降伏してないから民間人が犠牲になる

  • 第一次世界大戦は、ヨーロッパ各国の領土獲得の野心から軽い気持ちで始まり、悲惨な悲劇で終わった。第一次世界大戦時に埋められた地雷は、まだ撤去が完了していないらしい。
    プーチンが軽い気持ちで始めたロシア・ウクライナ戦争はどんな結末を迎えるんだろう。今すでに悲惨だ。

  • 最近手に取る漫画・映画・小説が第一次世界近辺が舞台で、勉強がてら手にとった。とっつきやすかったけれど、人の名前が覚えられないのが己のポンコツさが浮き彫りになってしまった。「帝国」がろくなもんじゃないってのと、第一次世界大戦近辺におきた革命と蜂起が間違いなく現代を片付くっているんだけれど、人が死にすぎだよな。

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著者プロフィール

1953年生まれ。東京大学名誉教授。専門は世界史。現在は東京大学東京カレッジ長を務める。従来のヨーロッパを中心とした世界史像からの脱却をめざし、国民国家やヨーロッパ対アジアという構図にとらわれない新しい世界史=「グローバル・ヒストリー」の方法による世界史理解を提唱し、各国の歴史学者との共同研究にとりくんでいる。著書に『新しい世界史へ』(岩波新書、2011年)、『輪切りで見える!パノラマ世界史』1~5(大月書店、2016年)、『グローバル化と世界史』(東京大学出版会、2018年)など多数。

「2022年 『角川まんが学習シリーズ 世界の歴史 全20巻+別巻1冊定番セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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