角川まんが学習シリーズ 世界の歴史 18 冷戦と超大国の動揺 一九五五~一九八〇年
- KADOKAWA (2021年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041054352
作品紹介・あらすじ
売上No.1 角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』のKADOKAWAから『世界の歴史』全20巻、一挙刊行!!
★最先端の歴史理解の方法を採用! 「グローバル・ヒストリー」による新構成
★さらに進化した「東大流」! 歴史の「横のつながり」をつかむ工夫が満載
★まんが4160ページの最大ボリューム!いちばんくわしい『世界の歴史』です
★どこよりも最新の情報を掲載!新型コロナウイルス感染症やBLMの話題まで収録
感想・レビュー・書評
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「もしも世界のリーダーが合唱コンクールで指揮をしたら…!?」
メイン司会 羽田正
アメリカ第35代大統領ジョン=F=ケネディ
ソ連第一書記フルシチョフ
中国毛沢東周恩来
ベトナムホー=チ=ミン
このパロディ(と言っていいかな?)はスゴイ。
笑った。
この時代になると、肖像画を元に描いていた漫画に比べて、登場人物の顔がすごくリアル。
日本が戦争に突入した時、なんとか平和的に解決しようとする人々が次々暗殺されていたけど、この時代の世界もまだ同じ。
暴力反対の人が暴力賛成の人に暴力で潰されるというのは、確かに理に適った話ではあるけど。
今に続く中近東の問題がすごくよくわかった。
いままで他にもいろいろ読んできたけど、やはり一番よくわかると思いました。
これからも時々借りて読みたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
https://www.y-history.net/appendix/wh0601-156.html
ヨーロッパが農奴制をとっていた時代に、強制的に領主の土地を耕作させる賦役という制度があったけれど、あれは農奴のモチベーションが低くて生産性も低かったと聞いたことがある。
自分の土地で農作物も自分のものにならないと、農業はやる気が出ないと。それはそうだ。
共産主義国では、権力を握る一部の人以外はみんな農奴のようなものだし、生産力が著しく下がるのも当然か。
どうして共産主義国では、権力者の主張することが科学的な主張ということになってしまうんだ?
トンキン湾事件
https://www.y-history.net/appendix/wh1603-065.html
アメリカの駆逐艦がトンキン湾で北ベトナムから攻撃を受けたという口実で、トンキン決議を出したアメリカはベトナムの内乱に介入した。
しかしのちに、この攻撃というのはアメリカの自作自演で事実ではなく、トンキン決議書も事件の二カ月前に準備されていたということが発覚した。
パールハーバーはアメリカが黒幕説というのは全く間違っていると個人的には考えているけれど、そういう都市伝説はトンキン決議みたいなことがあったので誕生したのかなとは思う。 -
第二次大戦後の各国の暗黒面がこんなふうに描かれるようになって、時代は変わってるのよね。もう歴史だけど、一部は私が生きてた歴史でもある(まだ意識はない)。