打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? (角川文庫)
- KADOKAWA (2017年6月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041054888
作品紹介・あらすじ
「打ち上げ花火は横から見たら丸いのか、平べったいのか?」
夏の花火大会の日、港町で暮らす典道は幼なじみと灯台に登って花火を横から見る約束をする。その日の夕方、密かに想いを寄せる同級生のなずなから突然「かけおち」に誘われる。なずなが母親に連れ戻されて「かけおち」は失敗し、二人は離れ離れに。彼女を取り戻すため、典道はもう一度同じ日をやり直すことを願うが――。繰り返す夏休みの1日、ふたりが最後に見る花火のかたちは――?
感想・レビュー・書評
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序盤から、面白くなさそうと思ってしまい、最後まで読んだけど、………な作品でした。
若い人向きなのかな。男子中学生が女性教師に対してセクハラするのを、青春ぽく書いてるのも合わなかったし、なずなの行動がチグハグしていて理解出来ませんでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
#読了
するするっと読了。アニメは見たことあったので何となく風景はアニメ画で頭に描かれてしまった。
「もしも〇〇だったら」ってなんか可愛いなぁ、と思って読み終わりました。
あたしだったら何を願うかなぁ
もしも彼といれるなら、かな。笑 -
映画のノベライズ
脚本の大根仁がそのまま小説化したもの
あとがきでも書いているけど、典道の視点以外のところは脚本的な書き方がされていて、読んでいて何か意味があるのか?と思ったけど、それ以上の意味はないようだ
ストーリーは映画通り
若干の描写の違いはあるものの、ほぼ同じ
一番の違いは、やはり心情が描かれているところ
小説の強みだよね
映画を見ているだけでは伺い知れない心情を知れるのはよい
そして画面では伝わりきらなかったものとかもね
ドラマ版は観たことないんだけど、観てみたくなった -
大学生の時は岩井俊二氏の映画が好きで、何度も見た。この「うち上げ花火」はあまりどういう話か覚えておらず、書籍化されているのであれば、読んでみようと手に取る。
やはり原作が良いよなと思ってしまう。あのきらきらした映像が読みながらよみがえる。内容も結構変えられてしまっているようだし。また映画見てみたいな。
中学生が幼なじみが引っ越ししてしまうのを、いくつかの分岐を時間的にやり直しながら進んでいく話。映画では主人公は小学生。 -
ドラマ、映画とも視聴済み。
典道の視点から描かれるなずながいいな。広瀬すずの声も良かったけど奥菜恵のなずなも良かったなぁ…とか思い出しながら読んでた。
そんな感じで、映画のノベライズとしては良かったと思う。映画でわかりにくかった部分はやっぱり文章で書かれていると理解しやすい。特に結末の部分は映画ではちょっと曖昧な感じがしたけど、これは典道の視点できちんと描かれていてわかりやすかったような気がする。
映画をもう一度観たくなった。
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なんだこりゃって感じでした。映画見てないけどたぶん面白くないんだろうな…。
原作?のドラマには興味あります。 -
帯文:”アニメ映画書き下ろし原作小説” ”繰り返す夏休みの1日、二人が最後に見る花火のかたちは――?”
目次:もしものない世界、もしもの世界・その1、もしもの世界・その2、もしもの世界・その3